トミカ マツダ サバンナ GT レーシング No.80-2 1978年1月発売 日本製
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マツダ サバンナ GT レーシング
(日本製)

 1978年1月に発売された「マツダ サバンナ GTレーシング」(No.80)のトミカ(日本製/No.80-2)です。

 このトミカは、当時、モータースポーツで活躍した「マツダ サバンナ」(RX-3)の、「マツダオート東京」(マツダスピード)が実際にレースに投入したレーシングカーのボディデザイン・カラーリングがモデルのトミカとなっています。

フロントビュー

 大きなフロントスポイラーがレーシングカーらしさを感じさせます。

 フロントグリル部分は赤いプラパーツとなっています。


 (パッケージ表記)
 マツダ サバンナ GT レーシング
 MAZDA SAVANNA GT RACING
 S=1/59 トミー
 tomica 80 Japan TOMY
 T-26

 スーパースピード/サスペンション
 ドアー開閉
 SUPER SPEED/SUSPENSION
 DOORS OPEN

 (車体底面)
 MAZDA SAVANNA GT
 tomica NO.80 S=1/59
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 発売期間 1978年1月~1980年2月


 2024.10.23現在




 「サバンナ」は、1971年(昭和46年)9月から1978年(昭和53年)まで販売されたマツダのロータリーエンジン搭載車で、「サバンナRX-7」の前身にあたります。

 輸出仕様だった「サバンナ RX-3」は、1971年10月にレースにデビューし、1972年5月に開催された日本グランプリTS-bレースに出場した時は、当時の国内のレースで46連勝や通算57勝を果たすなど最強を誇っていた「スカイラインGT-R」(C10型)を破って1位から3位まで表彰台を独占し、1976年5月のJAFグランプリでは通算100勝を達成するなど、モータースポーツにおいて華々しい活躍をして、その名を歴史に残す名車となったそうです。

 「サバンナ GT」は、日本グランプリ優勝車の市販バージョンとなっていて、最高出力120PSの573cc×2「12A型」エンジンを搭載し、変速機は5速MT、車両重量は当時の国産車トップクラスの軽さの885kg、最高速度は190km/h(公称値)で、エンジンのパワーアップに伴いサスペンションも強化されたそうです。

 「マツダ サバンナ」のモータースポーツでの活躍もあり、また、「サバンナ GT」の価格が当時¥79万5,000円(現在の約¥250万円程度)で比較的安価であったことから、「マツダ サバンナ GT」はコストパフォーマンスに優れたスポーツカーとして当時は人気があったそうです。

 このトミカは、当時、モータースポーツで輝かしい活躍をした「サバンナ RX-3」の、「マツダオート東京」(マツダスピード)が実際にレースに投入したレーシングカーのボディデザイン・カラーリングがモデルのトミカとなっています。


上部ビュー

 フロントのボンネット部分上面には、青色が配され、赤い円内に「7」と書かれたシールが貼られています。

 なお、車名の「サバンナ」は、熱帯の草原地帯にちなんでいるそうです。


左右サイドビュー

 車体側面には、赤い字で「DUNLOP」、「MSCC MAZDA AUTO TOKYO」と書かれているほか、赤いラインに「M」の文字が配されて赤い円内に「7」と書かれた模様や、赤い「NGK」のマークも描かれています。

 このトミカのカラーリングやボディデザインは、当時、「マツダオート東京」(マツダスピード)が実際にレースに投入したレーシングカーがモデルになっています。

 写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。

 このトミカは、同じ日本製のトミカでも、以下のようなバリエーションが存在するようです。

 なお、いかんせん何十年も前に発売されたトミカに関する情報ですので、私個人の情報収集力では間違いがあるかもしれませんし、すべてのバリエーションを把握しているわけではありませんので、ご了承ください。

・グランプリスピードシューターセット(1978年9月発売) 黄緑色系ボディ、52、Gatorade
・アイアイアド特注品(フロント部青色塗装、黒色フロントグリル、シール付属)
・アイアイアド特注品(片山義美仕様、Y.KATAYAMA、77)
・アイアイアド特注品(寺田陽次朗仕様、3、マツダオート東京[後期])
・アイアイアド特注の赤色ボディ、白色ボディのもの
・レーシングサービス ワタナベ特注品のレトロトミカシリーズの黒色ボディのもの
・マツダオート京滋 特注品(緑色系ボディ、車体側面に白色ライン)
・イトーヨーカドー限定の銀メッキボディのもの(2002年6月発売)
・ノスタルジック・ヒーローズ特注「2B Wheele」の1Fホイールのもの

 また、中国製のものでは、「トミカミュージアム レースカー館 M-23」、「トミカイベントモデル NO.25 ★」、コンビニ限定「マツダ レーシングカーコレクション」、ミニカーショップ特注品などのバリエーションが存在します。



ドアを開けた状態


トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドルとシフトレバー(フロア)、座席シートなどが黒色系のプラパーツで再現されています。

 トミカのハンドルは、3本スポークタイプが再現され、また、座席のシートには、模様も造形されています。

 ハンドルの3本スポークタイプと座席のシートの模様の造形は、このトミカが発売される前に発売・販売されていた「マツダ サバンナ GT」(No.80-1)のトミカと同じ仕様となっています。



リアビュー

 トミカのリア側のナンバープレート部分には「SAVANNA GT」と刻印されています。



車体底面

 トミカの車体底面(裏板)には、「MAZDA SAVANNA GT」、「NO.80」、「S=1/59」などの刻印が見られます。

 これらの刻印は、このトミカが発売される前に発売・販売されていた「マツダ サバンナ GT」(No.80-1)のトミカと同じとなっています。


1973年8月に発売された「マツダ サバンナ GT」(No.80-1)のトミカ(写真左側)との比較

 両車のトミカを比較してみると、前照灯部分、フロントバンパーおよびフロントスポイラー、オーバーフェンダー、リアスポイラー、リアのコンビネーションランプ部分、牽引フック部分など、多くの点で造形の違いが見られます。









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