トミカ マツダ サバンナ RX-7 リミテッド パトロールカー 岡山県警察 No.50-3 日本製
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マツダ サバンナ RX-7 リミテッド パトロールカー(岡山県警察/日本製)

 1979年(昭和54年)1月に発売された「マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」(No.50-3)のトミカがベースとなっているパトカー仕様のトミカ(日本製/No.50-3)です。

 車体側面には「岡山県警察」と書かれたシールが貼られています。

フロントビュー

 前照灯はリトラクタブルヘッドライト(格納式)となっています。

 トミカのフロント上面先端部左側には、実車にあった「MAZDA」のエンブレムが再現されていて、ナンバープレート部分には「RX-7」と刻印されています。


 (車体底面)
 MAZDA SAVANNA RX-7
 tomica © TOMY
 1979 NO.50 S=1/60
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 不明
 (サスペンション/左右ドア開閉)
 発売時期 不明


 2025.04.16現在




 このトミカは、1978年(昭和53年)3月に登場し、1985年(昭和60年)まで販売された初代「サバンナ RX-7」(SA22C/FB3S型)の最上級グレード「リミテッド」をモデルとして、1979年(昭和54年)1月に発売された「マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」(No.50-3)のトミカがベースとなっている、パトカー仕様のトミカです。

 写真のトミカは、車体の左右両側面に「岡山県警察」と書かれたシールが貼られていますが、現時点では私はこのトミカがどのような経緯で登場したのか、詳細がわかっていません。

 似たようなトミカとしては、広島県警が特注したという「広島県警察 パトカー仕様 マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」(No.50-3)のトミカはありますが、岡山県警がこのようなパトカー仕様のトミカを特注したという確証は、現時点では私は得られていません。

 また、同じように「マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」(No.50-3)のトミカがベースとなっているパトカー仕様のトミカは、1980年10月から1981年、1983年にわたって3回発売されたという「世界のポリスカーセット」(8台セット・標識付き)に入っているバリエーションがありますが、それに付属しているシールは警視庁、北海道警察、大阪府警、福岡県警察の4種となっていますので、「世界のポリスカーセット」のトミカではないと考えられます。

 ですので、ひょっとしたらこのトミカは、かつてのこのトミカの所有者の方が、他のトミカに付属していた「岡山県警察」のシールを、広島県警特注のトミカあるいは「世界のポリスカーセット」のトミカに貼り付けて、自分好みの岡山県警のパトカー仕様に仕上げてしまったものである可能性もあります。


 実車の初代「サバンナ RX-7」(SA22C型)は、ロータリーエンジンの軽量小型の特徴を活かし、空気抵抗の少ない低いボンネットや低重心、理想的な前後の重量配分などにより、軽快な操縦性と運動性を高めたスポーツカーとして設計されています。

 登場時の初代「サバンナ RX-7 リミテッド」は、駆動方式がFR、53年排出ガス規制をクリアした最高出力130PSの「12A型」(水冷NA仕様/単室容積573cc×2)ロータリーエンジンを搭載し、変速機は5速MTまたは3速AT(REマチック)、重量は1005kg、当時の5速MTの販売価格は¥169万円で、現在の貨幣価値に換算(消費者物価指数使用)すると約260万円ぐらいとなっています。

 なお、当時、実際に初代「サバンナ RX-7」(SA22C型)がベースのパトカーを導入したのは、秋田県警察交通機動隊、島根県警察交通機動隊などがあるようです。


上部ビュー

 フロントのエンジンフード(ボンネット)の上面には、警察章が描かれた円形のシールが貼られています。

 また、屋根上には、当時の日本製トミカのパトカーによく見られた、四角柱形の警光灯のプラパーツが取り付けられています。

 このタイプの警光灯パーツは、赤色系のクリアパーツと中央部の白色のプラパーツで構成されていて、中古ホビーショップのトミカでは、ジャンク品同様のものだと、警光灯中央部の白いプラパーツが脱落して紛失しているものをよく見かけます。


左右サイドビュー

 この「マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」のパトカー仕様のトミカは、車体の左右両側面に「岡山県警察」と書かれたシールが貼られています。

 このトミカは、サスペンション、左右ドア開閉の機能(アクション)が備えられています。

 写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。



左右のドアを開けた状態


トミカ内部(車内インテリア)の様子

 ハンドルとフロアシフト、座席シートなどが赤いプラパーツで再現されています。

 なお、写真には写っていませんが、左側のドアパーツの内側には「50-3」と、右側のドアパーツの内側には「50-2」と刻印されています。



リアビュー

 トミカのナンバープレート部分には、フロント同様に「RX-7」と刻印されています。



車体底面

 車体底面(裏板)には、「MAZDA SAVANNA RX-7」、「tomica © TOMY 1979 NO.50 S=1/60」、「MADE IN JAPAN」などと刻印されています。

 このことから、このトミカは、1979年(昭和54年)1月に発売された「マツダ サバンナ RX-7 リミテッド」(No.50-3)のトミカがベースとなっていることがうかがえます。








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