トミカプレミアム No.18 三菱 GTO ツインターボ 2016年7月発売
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三菱 GTO ツインターボ

 2016年7月に発売された「トミカプレミアム No.18」の「三菱 GTO ツインターボ」です。

 「三菱 GTO」は、1989年に開催された「第28回東京モーターショー」において「三菱 HSX」という名で参考展示され、翌年の1990年10月に正式名称「GTO」として発売が開始、2001年3月まで販売されたスポーツクーペになります。

 「三菱 GTO」は、FR・3ドアクーペ「スタリオン」(1982年~1990年)の後継として登場し、発売当初は全てのグレードが電子制御アクティブサスペンション「ECS」と4輪操舵システム「4WS」を組み合わせた4WD(北米向けはFF有り)とされ、装備面ではツインターボ車に、時速80km以上の高速走行時にリアスポイラーなどが可変する「アクティブエアロシステム」、エキゾーストの排気音・音質をスポーツ音と市街地走行用の音(サイレントモード)に切り替えできる「アクティブエキゾーストシステム」、ドイツ・ゲトラグ社製の5速MTなどの装備を日本車として初めて採用したそうです。

フロントビュー
 1990年10月に販売が開始された当初は、写真のトミカのように前照灯はリトラクタブルヘッドライト(格納式)だったのですが、1993年8月のビッグマイナーチェンジ(中期型「Z15A」に型式変更)の時に、空力性能向上のためにヘッドライトは4灯固定式プロジェクタータイプに変更されています。

 このトミカのモデルとなった「GTO ツインターボ」(Z16A型)はトップグレードモデルで、駆動方式は4WD、最高出力280馬力(PS)の3.0L(2,972cc)水冷V型6気筒DOHCツインターボエンジン「6G72型」エンジンを搭載し、トランスミッションはドイツ・ゲトラグ社製の5速MT(1993年8月のビッグマイナーチェンジ時に6速MTに変更)となっているようです。

サイドビュー

 「GTO」は、北米市場を意識して企画・開発されたそうで、直線道路を余裕をもって走行できる能力を持ち、海外へは「3000GT」(トップグレード「VR-4」は最高出力320PS)という名で輸出・販売され、開発当初からOEM供給されることが決定していた「クライスラー」からは、外観デザインが「GTO」とは大きく異なるものの「ダッジ・ステルス」の名で、1991年から1997年まで販売されたそうです。

 「GTO」は、三菱の高級乗用車「ディアマンテ」の基本シャーシとパワートレインをベースにしていて、また、多くの電子制御装備などを搭載しているため、車両重量が約1,700㎏と重く(日産スカイラインGT-R/R32型は1,430㎏)、前後重量配分は60:40でフロントヘヴィーとなっていて、装備面やデザインでは豪華なスポーツクーペであるものの、純粋なスポーツカーとしては少々不利な面があったようです。

リアビュー
 リアガーニッシュとナンバープレート部分には「GTO」と書かれています。
 また、リア左側には、三菱のロゴマーク(スリーダイヤ)が描かれ、その右側に「MMC」(Mitsubishi Motors Corporation/三菱自動車工業株式会社)と書かれています。

 なお、「GTO」という車名は、イタリア語の「Gran Turismo Omologate」に由来するそうで、モータースポーツにおけるGTカテゴリとして公認された自動車という意味を表しているそうです。


 MITSUBISHI GTO TWIN TURBO
 TOMICA
 2016 ©TOMY
 S=1/63
 MADE IN VIETNAM

 発売時価格 ¥800円(税別)
 サスペンション


 2019.09.05現在










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