トミカ ニッサン キャブオール ルートトラック No.87-1 1974年9月発売 日本製
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ニッサン キャブオール ルートトラック

 1974年9月に発売された「ニッサン キャブオール ルートトラック」(No.87)のトミカ(日本製/No.87-1)です。

 この「ニッサン キャブオール ルートトラック」(No.87-1)のトミカは、1966年(昭和41年)8月から1976年(昭和51年)5月まで販売された、実車の2代目「日産 キャブオール」(C240型系)がベースのルートトラック(ボトルカーやベンディングカーともいう)がモデルとなっています。

 ネット上でも、キャブオールをベースとした当時のルートトラック(ボトルカー)の実車の写真を見ることができました。

 トミカのフロント側のナンバープレート部分には「CABALL」と刻印されています。

 また、運転席の屋根上にある突起部分には「PEPSI-COLA」と書かれたシールが、運転席ドア部分には当時のペプシのロゴマークのシールが、車体後部には大きなペプシのロゴマークが描かれたシールがそれぞれ貼られています。

 これらのシールは、発売時にパッケージに同梱されていて、指定された場所に自分で貼るようになっていたものです。

左右サイドビュー
 ホイールは、このトミカから採用が始まった、タイヤのショルダー部(路面に接地するトレッド部とサイドウォールをつなぐ部分)に切れ込みが入ったリアルなタイヤ形状の「11Bホイール」となっています。
 11Bホイールは、その後簡易形状の11Cホイールの採用により短期間しか使用されなかったのだそうです。

 「ペプシ」(PEPSI)は、アメリカの大手飲料メーカーである「ペプシコ社」が製造・販売するソフトドリンク飲料のブランド名で、日本においても、特に「ペプシコーラ」が有名な商品となっています。

リアビュー
 ナンバープレート部分をよく見ると、とても小さい字ですが「足立 44 い 24-51」と刻印されているようです。

 なお、写真の「ニッサン キャブオール ルートトラック」のトミカ「No.87-1」は1980年10月まで販売されて絶版となり、その後引き続き、車体形状が同じで、同名の「ニッサン キャブオール ルートトラック」のトミカが「No.54(No.54-2)」として1980年10月から1982年9月まで発売・販売されています。

 ただ、「No.54-2」に移行後も、このトミカが「No.87-1」として販売され続けたかどうかは、現時点では私ではわかっていません。

 引き続き発売された「No.54-2」のトミカは、車体色が白色基調が基本で、運転席ドア部分と車体後部に貼るペプシのロゴマークのデザインや、荷台側面に貼られた積荷などが描かれたシールのデザインが、今回掲載した写真のトミカ(No.87-1)とは異なっています。

 なお、「No.87-1」のトミカでも、後期モデルには車体色が白色基調で、運転席ドア部分と車体後部に貼るペプシのロゴマークのデザインが発売当初のものと異なるバリエーションがあるようです。


 NISSAN CABALL ROUTE TRUCK
 (※パッケージ表記)

 NISSAN CABALL
 tomica
 NO.87. 88
 S=1/68
 JAPAN

 スーパースピード/サスペンション
 (※スーパースピードのみの記載も有り)

 発売期間 1974年9月~1980年10月
 (※1988年9月まで販売の説も有り)
 →1980年10月にNo.54-2へ移行


 2020.09.04現在










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