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サニー クーペ 1200GX レーシング
1976年1月に発売された「サニー クーペ 1200GX レーシング」(No.15)のトミカ(日本製/No.15-2)です。
この「サニー クーペ 1200GX レーシング」のトミカは、2代目「日産 サニー」(B110型系/1970年~1973年 当時は「ダットサン」ブランド)をベースとして、国内のツーリングカーレース(TSクラス)で優勝するなど輝かしい活躍をしたレースカー仕様がモデルとなっています。
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フロントビュー |
前照灯は丸型2灯となっていて、フロントグリル中央部には、実車に取り付けられていた「S」の文字がかたどられたオーナメント(装飾)が再現されています。
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(パッケージ表記)
サニー クーペ 1200GX レーシング
Sunny COUPE 1200GX RACING
tomica 15 Japan トミー
S=1/56
ドアー開閉/スーパースピード/
サスペンション
DOORS OPEN/SUPER SPEED/
SUSPENSION
(車体底面)
SUNNY 1200 COUPE RACING
tomica NO.15 S=1/56
MADE IN JAPAN
発売期間 1976年1月~1979年5月
2024.06.06現在
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2代目「日産 サニー」(B110型系/当時は「ダットサン」ブランド)をベースとしたレーシングカーは、1970年11月23日に行われた「全日本富士ストックカー200マイルレース」(TS1300cc以下クラス)でデビューし、鈴木誠一選手(東名自動車)のドライブにより優勝を獲得しています。
2代目「日産 サニー」(B110型系)は、1973年に生産を終了していますが、後継の3代目「サニー」(B210型系/1973年~1977年)の車重が増加して車体が大きくなったことからレース車両のベースとしては避けられるようになったようで、そのため、軽量、コンパクトで運動性能が高かった2代目「日産
サニー」(B110型系)はホモロゲーションの延長が行われ、1982年のシーズン終了までレース活動で活躍することとなったそうです。
レース用にチューニングされたA12型OHVエンジンは、レース参戦末期頃には最大で175馬力(PS)を発揮したそうです。
数々のレースで勝利をあげるなど活躍した「サニー クーペ」のレーシングカーは、その名を歴史に残す名車のひとつとなっていて、そのようなこともあってか、同じ日本製のトミカであってもカラーリングや車体デザインが異なるセット品や特注品などのバリエーション(約30種類ほど)が多く存在します。
また、中国製のものも多く存在し、トミカミュージアム レースカー館M-19、星野一義ヒストリーコレクション、トミカくじⅨ、トミカイベントモデル、トイザらス限定などのバリエーションが存在します。 |
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上部ビュー |
写真のトミカは、黄色系基調の車体色にカーナンバー「15」が描かれ、車体上面に緑色系の2本の太いレーシングラインが描かれているのが特徴です。
ネット上で調べてみると、誰がドライブしたレーシングカーがモデルになっているかは私ではわかりませんでしたが、車体色が黄色基調で、カーナンバー「15」、車体上面に2本の太いレーシングラインが描かれた最も似たデザインのマシンは、1972年8月20日に鈴鹿サーキットで開催された「'72
全日本鈴鹿300キロ ツーリングカーレース」(Ⅰ部門 1300cc以下)に参戦したレーシングカーのうちの1台が最も近いデザインとなっているようです。
最も近いデザインといっても、矛盾することを言うようですが、レーシングラインとカーナンバーのデザインやカラーリング及び位置、スポンサー名(テクニカ、DUNLOP)など多くの部分で細部は大幅に異なっています。 |
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左右サイドビュー |
写真のトミカのホイールは「1Hホイール」となっています。
このトミカの発売当初のモデルは、「1Hホイール」よりも希少価値の高い「1Eホイール」となっています。
リアフェンダーには、実車にあった「Sunny coupe GX」のエンブレムが刻印造形(Sunny GX)で再現されています。
また、このトミカは、車体に自分で貼るシールがパッケージに同梱されています。
そのシールは、特に車体に貼る位置が指定されているのではなく、シールには「ご自由にお貼り下さい。」と書かれています。
写真のトミカでは、「STP」、「NGK」、「NISSAN」、「MICHELIN」のシールが車体に貼られています。
そのほか、パッケージに同梱されているシールには、「ブリヂストン」(7枚)、「Esso」(5枚)も用意されています。
ちなみに、「STP」は3枚、「NGK」は5枚、「NISSAN」は6枚、「MICHELIN」は6枚が用意されています。
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ドアを開けた状態 |
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トミカ内部(車内インテリア)の様子 |
ハンドルとフロアシフト、座席シートなどが赤色系のプラパーツで再現されています。
ハンドルは3本スポークタイプとなっています。
また、写真には写っていませんが、ドアパーツの内側(車内側)には、左側が「015 3」、右側が「015 4」の刻印があります。
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リアビュー |
リアガーニッシュ中央部には、実車に取り付けられていた「S」の文字がかたどられたオーナメント(装飾)が再現されています。
このオーナメントは、実際のレース参戦車両では外されていることも多かったようです。
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車体底面 |
車体底面(裏板)には、「NO.15」、「SUNNY 1200 COUPE RACING」と刻印されています。
このことから、このトミカは、1971年1月に先に発売された2代目「日産(ダットサン) サニー」(B110型系)がモデルの「サニー 1200
クーペ GX」(No.8-1)のトミカの金型が単に流用されているのではなく、フロントスポイラー、オーバーフェンダー、リアスポイラーの造形が新たに加えられた、このトミカ専用の新しい金型で製造されていることがうかがえます。
☆1971年1月に発売された「サニー 1200 クーペ GX」(No.8-1/日本製)のトミカのレビューページはこちら♪ |
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