トミカ トヨタ 自衛隊ロケット車(HQ15V型) No.77-3 1978年7月発売 日本製
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トヨタ 自衛隊ロケット車(HQ15V型)

 1978年7月に発売された「トヨタ 自衛隊ロケット車(HQ15V型)」(No.77)のトミカ(日本製/No.77-3-1)です。

 このトミカの「トヨタ 自衛隊ロケット車(HQ15V型)」は、陸上自衛隊がかつて配備していた装輪式の自走ロケット弾発射機「67式30型ロケット弾発射機」がモデルとなっているようです。

 トミカでは、当時発売されていたトミカの「トヨタ HQ15V」(No.67)がベースとなっていますが、陸上自衛隊に配備された実車は、車体の自走トラック部分は日野自動車製のボンネット型4tトラックで、フロント1軸(前輪2輪)、リヤ2軸(後輪8輪)となっているようです。

フロントビュー
 ナンバープレート部分には「・172」と刻印されています。

 「67式30型ロケット弾発射機」は、第二次世界大戦後に日本で初めて実用化された大型ロケット弾で、1967年の制式化当時は、陸上自衛隊の装備の中で最も長射程かつ弾頭威力が大きい装備だったそうです。

 また、ロケット弾の装填機として、同様の車体に装填用クレーンなどの装填装置を備えた「67式30型ロケット弾装填機」が調達されて、並行して配備されたそうです。

上部およびサイドビュー

 搭載するロケット弾「68式30型ロケットりゅう弾」は、日産自動車により製造された2連装の地対地ロケットりゅう弾で、1発の重量は約573㎏(弾頭重量:227㎏)、全長は約4.5m、直径は337mmで、有効射程は約28kmとなっていたようです。

 また、発射機および装填機は、日本製鋼所製となっていたようです。

リアビュー

 「67式30型ロケット弾発射機」は、陸上自衛隊内では「R-30」と通称され、48両が特科教導隊と北部方面隊第1特科団に配備され、88式地対艦誘導弾に更新されるかたちで、1992年頃に全ての車両が退役したそうです。

 ロケットランチャーは可動仕様となっています。

 TOYOTA JSDF ROCKET CARRIER
 (TYPE HQ15V)
 ※パッケージ表記
 
 TOYOTA TYPE HQ15V
 tomica
 © 1978
 NO.67
 S=1/81
 JAPAN

 発売時価格 ¥240円
 サスペンション/ロケットランチャー上下
 (※またはロケット発射台上・下)
 発売期間 1978年7月~1981年12月


 2019.10.24現在










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