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         実車の「フェラーリ デイトナ SP3」は、1960年代のレースカーのスポーツプロトタイプ「Pシリーズ」がデザインのモチーフとされていて、ボディはカーボンファイバー製、駆動方式がMR、最高出力840PSの6.5L(6,496cc)V12
        DOHC自然吸気エンジン「F140HC」がリアミッドシップに搭載され、変速機は7速AT(7段DCT)、車両重量は1,485kg、燃料タンク容量(プレミアム)は86L、0-100km/h加速が2.85秒、最高速度は340km/hで、世界限定599台となっています。 
         
         実車の価格は194万4,558ユーロで、1ユーロ=139.54円(2022年の年間平均/TTS)で日本円に換算すると約¥2億7,134万円となっていて、販売された599台は、フェラーリの最上位の顧客やコレクター、アンバサダーだけに声がかけられ、すでに完売しているそうです。 
         
         インテリアは、「330 P3/4」、「312P」、「350 Can-Am」などの往年のスポーツプロトタイプにインスピレーション(発想、ひらめき、刺激)を受けてデザインされていて、運転席のステアリングには、「WET」、「SPORT」、「RACE」の3種類の走行モードを選択できる「マネッティーノ」(ドライブモードセレクター)が装備されています。 
               
               
         車名の「デイトナ」は、1967年2月6日にアメリカのフロリダ州デイトナにある、フォードのホームサーキットとなっているデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催された世界スポーツ・プロトタイプカー選手権「デイトナ24時間レース」において、フェラーリの3台が横一列に並んでチェッカーフラッグを受け、歴史的な1-2-3フィニッシュを果たして表彰台を独占した史実に由来していて、「デイトナ
        SP3」の車体デザインは、その時に優勝を獲得した「330 P3/4」、2位の「330 P4」、3位の「412P」がモチーフとなっているそうです。 
         
               フェラーリの「ICONA(イーコナ)シリーズ」は、2018年に新たに加えられたシリーズで、フェラーリの歴史的モデルのなかでも特にアイコニック(iconic/象徴や肖像という意味)な存在の車体デザインを現代風に再アレンジし、現代の最新のテクノロジーを使用して開発された限定モデルになります。 
         
               フェラーリの「ICONA(イーコナ)シリーズ」は、これまで第1弾として「モンツァ SP1」、第2弾として「モンツァ SP2」が2018年に世界500台限定で発売されています。 | 
             
          
         
         
         
        
          
            
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              | 上部ビュー | 
             
            
               
               実車の屋根はハードトップルーフのみ脱着可能なセミオープンモデルのタルガトップとなっていて、脱着式のハードトップはカーボン製となっているようです。 
               
               トミカでは、ハードトップが外されたオープンな状態の「デイトナ SP3」がモデルとなっています。 
         
         車体後部中央に配されたエンジンカバーには、バックボーン構造があり、新鮮な空気をエンジンのインテークに送り込むだけでなく、エンジンベイから高温の空気を排出する出口にもなっているそうです。 
         
               車体のデザインは、モチーフとなったレーシングスポーツプロトタイプの「330 P3/4」や「330 P4」を彷彿とさせる曲線が多用された、優雅な曲線美を感じさせるスタイルとなっていて、フェラーリ史上、最高レベルのパッシブな空力効率を実現するエアロダイナミクス・ソリューションが導入されているそうです。 | 
             
          
         
         
         
        
          
            
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              | 左右サイドビュー | 
             
            
               
               実車の乗降ドアは、ドアが上方に開くバタフライドア(Butterfly doors)となっています。 
               
               バタフライドアにはエアボックスが内蔵されていて、サイドに搭載するラジエーターに空気を導き、曲面で構成されたドアの表面はフロントタイヤから出る気流の制御にも効果があるそうです。 
         
         実車のタイヤは、ピレリと共同開発された専用設計の「Pゼロ コルサ」(P Zero Corsa)が採用され、タイヤサイズは前輪が265/30ZR20、後輪が345/30ZR21となっています。 
               
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              | コクピット(運転席)の様子 | 
             
            
               
               実車の車内のバケットシートは青色系で、モノコックに直接固定されてシャシーと一体化された固定式シートとなっているため、スライド機能とリクライニング機能は無く、ドライビングポジションの調整は可動式のペダル類「ペダルボックス」を前後に動かし、ステアリングのチルト調整とテレスコピック調整により行うようになっているようです。 
         
               また、メーター類はフルデジタルとなっているそうです。 
               
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              | リアビュー | 
             
            
               
               「デイトナ SP3」のシャシーとボディシェルは、F1から直接技術を取り入れたコンポジット製で、軽量で構造的な重量剛性比に優れているそうです。 
               
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              | 車体底面 | 
             
            
                
               フェラーリのトミカによく見られますが、車体底面には車名の刻印や記載は無く、その代わりに「Produced under license of
              Ferrari S.p.A and M.C.G.」と書かれています。 
               
               また、車体底面には「B23」と書かれています。 | 
             
          
         
         
         
        
          
            
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              | フェラーリ デイトナ SP3 通常版のトミカと初回特別仕様のトミカ | 
             
            
                
               写真左側が通常版のトミカ、右側が初回特別仕様のトミカとなっています。 
               
               好みはあるかと思いますが、フェラーリといえば、やっぱり赤いボディのバリエーションは欠かせないところで、フェラーリのマシンには赤色がよく似合い、映える気がします。 
               
               実車の「フェラーリ デイトナ SP3」は、1台約2億7千万円するところを、トミカでは2台で¥1,000円程度で買えて自分の手元に置くことができるわけで、ミニカーといえども、すごいことだな~と感心してしまうことがあります。 
               
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              | フェラーリ デイトナ SP3 初回特別仕様 | 
             
            
                
               初回特別仕様は、車体色が黒色系となっているのが特徴です。 
               
               また、車体底面には、通常版のトミカと同様に「B23」と書かれています。 
               
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              | パッケージ | 
             
            
               
              下の写真は、初回特別仕様のパッケージになります。 
               
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