トミカ 京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020 No.124 ロングタイプ 2020年6月発売
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京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020

 2020年(令和2年)6月20日(土)に発売された「京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020」(No.124)のロングタイプのトミカ(ベトナム製/No.124-4)です。

 このトミカは、京阪電気鉄道株式会社(京阪電車/本社 大阪府枚方市)が、2020年(令和2年)3月28日(土)から2021年(令和3年)12月25日(土)まで交野線にて運転していた「京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020」ラッピング電車がモデルのロングトミカとなっています。

フロントビュー

 車体前面にはトーマスたちが描かれ「10053」と書かれたシールが貼られていますので、京阪電車10000系「10053」がモデルとなっていることがわかります。

 また、フロントのガラス部分は黒く塗られ、白い字で「普通 Local」、「枚方市 Hirakatashi→」、「←私市 Kisaichi」、「ワンマン Conductorless」と書かれています。

 英語の「Conductorless」とは、車掌さんが乗車していないことを意味しています。


 (パッケージ表記)
 京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020
 KEIHAN RAILWAY
 THOMAS THE TANK ENGINE 2020
 SCALE 1/135
 トミカ 124 TAKARA TOMY

 ※パッケージに特にギミックの記載無し

 (車体底面)
 KEIHAN RAILWAY
 TOMICA ©TOMY
 2015 NO.124 S=1/135 E23
 MADE IN VIETNAM

 ©2020 Gullane (Thomas) Limited.

 発売時価格 ¥900円(税10%別)
 発売期間 2020年6月20日~


 2025.01.27現在




 「京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020」は、京阪電気鉄道(京阪電車)が2020年(令和2年)3月28日(土)から2021年(令和3年)12月25日(土)まで交野線にて運転していた「きかんしゃトーマスとなかまたち」のキャラクターを描いた、「10000系」(10003F・10003-10053・4両編成)のラッピング電車です。

 なお、2020年(令和2年)3月28日(土)の運転開始日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当初予定されていた臨時列車の運転、私市駅でのデビューイベントは中止とされたようです。

 パッケージに記載された説明文によると、この「きかんしゃトーマス号 2020」は、2021年(令和3年)7月末(31日・土曜日)まで運行される予定(2020年6月現在)となっていますが、実際には延長されて2021年(令和3年)12月25日(土)がラストランとなったようです。

 京阪電車の「10000系」は、2002年(平成14年)4月15日に営業運転を開始した通勤形電車で、主に大阪府枚方市の枚方市駅(ひらかたし)から大阪府交野市の私市駅(きさいち)までを結ぶ交野線(かたのせん)と、京都府京都市伏見区の中書島駅(ちゅうしょじま)から京都府宇治市の宇治駅までを結ぶ宇治線(うじせん)において運行されているそうです。

 このラッピング電車のデビュー後は、にじゆら注染手ぬぐい、スケッチブック、缶バッジ、パスケース、キーホルダーなどのオリジナルグッズの発売や「きかんしゃトーマスとなかまたち2020スタンプラリー」の開催、ラリーに便利な企画乗車券「かたのせん きかんしゃトーマス1dayチケット」の発売、小学生未満のお子様を対象にキッズカードのプレゼントなどが行われ、運転時刻は京阪電車のホームページにて案内されたようです。


上部ビュー

 屋根上のパンタグラフ部分は、子供が遊んでもケガをしたり破損したりしないように、屋根部分と一体成型となっています。


左右サイドビュー

 当時の「きかんしゃトーマスとなかまたち」は、幼児向けアニメシリーズを通じて未就学児に持続可能な開発目標(SDGs)を紹介する国連との共同企画を展開していて、さまざまな国や地域出身の機関車が登場するなど国際色豊かとなっていて、また、2020年(令和2年)は東京オリンピック・パラリンピックが開催され(実際は2021年夏季に延期開催)、訪日外国人旅行者のさらなる増加が見込まれたことから、「京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020」は、「世界とつながる京阪電車きかんしゃトーマス号」をテーマとしていて、車体にはさまざまな国や地域出身の「トーマスとなかまたち」が描かれています。

 左側面には、FLYNN(フリン/アメリカ)、FRIEDA(フリーダ/ドイツ)、ETIENNE(エティエンヌ/フランス)、HAROLD(ハロルド)、JAMES(ジェームス)、GORDON(ゴードン)、PERCY(パーシー)、CRANKY(クランキー)、CONNOR(コナー/アメリカ)、CAITLIN(ケイトリン/アメリカ)、KEVIN(ケビン)などが描かれたシールが貼られています。

 右側面には、GATOR(ゲイター/コロンビア)、STEPHEN(スティーブン)、HIRO(ヒロ/日本)、EMILY(エミリー)、HAROLD(ハロルド)、CONNOR(コナー/アメリカ)、CAITLIN(ケイトリン/アメリカ)、MILLIE(ミリー/フランス)、GORDON(ゴードン)などが描かれたシールが貼られています。

 このように見てみると、左側面と右側面で描かれたキャラクターは重複しているものもあります。

 また、車体左右両側面に貼られたシールには「10053」と書かれています。



リアビュー

 このトミカは、他の電車のロングトミカと連結して遊べるような連結パーツはありません。



車体底面

 車体底面には、「KEIHAN RAILWAY」、「2015 NO.124 S=1/135 E23」、「MADE IN VIETNAM」、「©2020 Gullane (Thomas) Limited.」などの刻印や印字が施されています。

 「KEIHAN RAILWAY」、「2015 NO.124 S=1/135」の刻印が見られることから、このトミカは、2015年(平成27年)12月19日(土)に発売された「京阪電車 きかんしゃトーマス号 2015」(No.124-3)のトミカの金型が流用されているだろうことがうかがえます。

 また、パッケージには特にこのトミカのギミック(仕掛けや機能)についての記載はありませんが、上の写真のように台車は左右に可動する仕様となっています。


パッケージ

 パッケージには、「京阪電車 きかんしゃトーマス号 2020」に関する説明文が記述されています。









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