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このトミカは、2000年12月~2006年5月まで販売された通常版のトミカの「三菱 ランサーエボリューションⅣ WRCタイプ」(No.104-3)のトミカがベースになっています。
南アフリカ共和国に導入された実車の「三菱 ランサー」の交通パトロールカーと同じような車体のカラーリングとなっていて、車体色は黄色系と白色系2色がベースで、車体側面には黄色系と青色系の斜線が交互にデザインされたラインが水平方向に描かれ、実車の所属する組織のものと思われるエンブレムも描かれ、「traffic
sarvices」と書かれています。
実車の「三菱 ランサーエボリューションⅣ」(E-CN9A)は、1996年8月に発売され、グレードは「RS」(941台生産)と「GSR」(12,193台生産)が販売されたようです。
歴代のランエボ同様に限定生産という販売方法だったそうですが、人気が高く、歴代のモデルの中で最も生産台数が多くなっているそうです。
「ランエボⅣ」の最大の特徴は、「GSR」に搭載された、左右の後輪への駆動力を変化させ、旋回性を向上させる「アクティブ・ヨー・コントロール(AYC)」なのだそうです。
「AYC」の搭載により、「ランエボⅢ」に比べて大幅に旋回性能が向上したそうですが、完成度が少々低かったようで、異音が発生するトラブルが発生したようです。
「ランエボⅣ」の駆動方式は4WDで、変速機は5速MT、エンジンは当時の自主規制値上限の最高出力280馬力(PS)を発生する4G63型2.0L(1,997cc)水冷直列4気筒DOHC16バルブICターボエンジンを搭載しています。
「ランエボⅣ」は、WRCにおいてトミ・マキネンによるドライビングにより目覚ましい活躍をみせることになり、国内のみならず海外でも高い人気を得ています。 |
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上部ビュー |
屋根上には、青色系の警光灯のクリアパーツが取り付けられています。 |
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左右サイドビュー |
車体側面には「traffic sarvices」と書かれ、「三菱 ランサー」がベースの交通パトロールカーの実車が所属する組織のものと思われるエンブレムが描かれています。
南アフリカ共和国に導入された実車の「三菱 ランサー」の交通パトロールカーは、ホビーのスケールモデルカーとしても発売されています。
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リアビュー
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車体底面 |
トミカの車体底面には「E23」と書かれています。 |
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南アフリカ共和国(通称 南アフリカ/Republic of South Africa/漢字当て字:南阿弗利加、南阿)は、アフリカ大陸の最も南に位置する共和制国家です。
南アフリカは、白人、黒人、インド系などが暮らす多人種・多民族国家で、かつては白人が有色人種を差別・支配するアパルトヘイト政策がとられていましたが、1994年に全人種による初の総選挙が実施され、ネルソン・マンデラが大統領となって新政権が樹立されてアパルトヘイトが撤廃されたことはよく知られています。
南アフリカの首都は実質的にはプレトリアで、面積は122万km2(日本の約3.2倍)、人口は約5,939万人(2021年現在)、2022年のGDPは4,115億ドル(日本は約546兆円)となっています。
同国は、経済成長が期待される国のひとつですが、反面、貧困や治安の問題などの懸念材料も多いそうです。
また、南アフリカ国内では、サッカーやラグビーが人気があり、ラグビーはワールドカップで何回も優勝するなど、世界トップクラスの実力があることで知られています。
最近では、ラグビーワールドカップ2015において、五郎丸選手のいた日本チームが強豪の南アフリカを破ったことで大きな注目を受け、また、2019年に日本で開催されたワールドカップでは、南アフリカチームは、アイルランドやスコットランドに勝利するなど善戦しプールAで全勝かつ1位通過した日本チームを決勝トーナメントで破り、強さを遺憾なく発揮して見事に優勝を果たしています。 |
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パッケージ
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