トミカ ダットサン 第一号車 No.60-1 1973年4月発売 日本製
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ダットサン 第一号車

 1973年4月に発売された「ダットサン 第一号車」(No.60)のトミカ(日本製/No.60-1)です。

 このトミカの「ダットサン 第一号車」は、現在の日産自動車の前身である「ダット自動車製造」が、1932年(昭和7年)から生産を開始した「ダットサン 11型フェートン」(折りたたみ式の幌を備える4 人乗りのオープンカー)がモデルとなっているようです。

 「ダットサン 11型」は、4人乗りセダン、クーペ、フェートン、ロードスター、ライトバン、トラックなどの各種車両が生産され、1935年(昭和10年)には横浜工場と大阪工場にて年間約3,800台が生産されて、当時としては画期的な大量生産車となったそうです。

左右サイドビュー

 実車の「ダットサン 11型フェートン」は、日産自動車(株)座間事業所にて、現存する最古のダットサン車として保管されているようで、同車は1932年製の4人乗り2ドアセダンで、車両重量は400kg、エンジンは最高出力12馬力(PS)の水冷直列4気筒 747ccエンジンを搭載し、変速機は3速で最高速度は65km/hとなっているそうです。

 なお、車名の「ダットサン」の由来は有名で、日産自動車の源流となっている橋本増治郎が設立した「快進社」が1914年(大正3年)に完成させた自動車に、当時の支援者だった田健治郎(でん けんじろう)、青山禄郎、竹内明太郎のそれぞれの頭文字D、A、Tをとって、逃げるウサギのように非常に速いことのたとえである「脱兎(だっと)のごとく」にかけて「脱兎号(DAT CAR)」と名付けられたのが始まりとなっているそうです。(以上敬称略)

 その後、快進社は実用自動車製造と合併して社名が「ダット自動車製造」となり、1930年(昭和5年)に完成させた小型乗用車の試作車に、「ダットの息子」を意味するように、「ダット(DAT)」に英語の「son」(ソン/息子の意味)を付け加えて「DATSON(ダットソン)」と名付けたそうです。

 しかし、「ソン」は日本語で「損」をイメージさせることから、1932年(昭和7年)に太陽(sun)の「サン」に変更し、「DATSUN(ダットサン)」とされたそうです。

リアビュー
 ナンバープレート部分には、カタカナで「ダットサン」と刻印されています。

 DATSUN NO.1
 (※パッケージ表記)
 
 DATSUN 1号車
 tomica
 NO.60
 S=1/49
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥180円
 発売期間 1973年4月~1981年12月


 2020.04.15現在










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