トミカ ニッサン ローレル 2000SGX 牽引フック付き No.74-1 1973年6月発売 日本製
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ニッサン ローレル 2000SGX

 1973年6月に発売された「ニッサン ローレル 2000SGX」(No.74)のトミカ(日本製/No.74-1)です。

 このトミカは、1972年(昭和47年)4月から1977年(昭和52年)まで販売された2代目「日産 ローレル」(C130型系)の、2ドアハードトップの最上級モデル「2000SGX」がモデルとなっています。

 この「ニッサン ローレル 2000SGX」のトミカは、「フランスベッド キャンピングカー」(No.65-1)、「ヤマハ・ボート」(No.71-1)などの同時期に発売されたトミカとつなげて牽引させて遊ぶことができる牽引フックが車体後部に付いているバリエーション(写真のトミカ)が存在することで知られています。

 「ローレル」(LAUREL)は、日産が1968年から2003年まで製造・販売していた高級乗用車で、かつては日産の代表的な4ドアセダンの乗用車として人気がありました。

フロントビュー
 ナンバープレート部分には「LAUREL」と刻印されています。
 前照灯は丸型4灯となっています。

 (パッケージ表記)
 ニッサン ローレル 2000SGX
 NISSAN LAUREL 2000SGX
 S=1/63
 74 T-23
 ドア―開閉/スーパースピード/
 サスペンション

 (車体底面)
 NISSAN LAUREL
 tomica
 NO.74 S=1/63
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥180円
 発売期間 1973年6月~1979年3月


 2023.03.23現在



上部ビュー


 登場時の実車の「ローレル 2000SGX」は、駆動方式がFR、ツインキャブの最高出力125PS(ハイオク仕様は130PS)の2L(1998cc)直列6気筒SOHC「L20型」エンジンを搭載し、変速機は4速MT/5速MT、またはATの「ニッサンマチック」、最高速度は175km/hとなっています。

 「ローレル 2000SGX」は、車体が大きく豪華な装備を備え高性能でもあり、また、フェンダー部分のタイヤ収納スペースに余裕があって太いタイヤを装着することができたため、当時のいわゆるちょっとヤンチャな方達から改造車として人気があったそうです。


左右サイドビュー
 車体デザインはシャープなウェッジシェイプで、側面にエレガントなアクセントライン「サンダーストリーク」(カタログ上の呼称)が施されています。

 リアフェンダー部分には、実車にあった「LAUREL SGX」のエンブレムが再現されています。

 実車のフェンダーミラーは、タルボ型の可倒式フェンダーミラーとなっています。

 「タルボ型」とは、流線形(あるいは砲弾型とも)のフェンダーミラーで、それを考案した、かつて存在したイギリスの大衆車メーカー「タルボ」(Talbot)の社名に由来しているようです。
 写真のトミカのホイールは、タイヤのショルダー部分の溝などがリアルに表現された「1Fホイール」となっています。

 この「ローレル 2000SGX」のトミカはその他、「1Eホイール」、「1Hホイール」や、車体色の異なるバリエーションが存在します。


リアビュー
 写真のトミカは、車体後部に牽引フックが付いているバリエーションになります。

 実車の「ローレル 2000SGX」のテールランプは、リアバンパーに内蔵されたタイプとなっているのが特徴的で、この個性的かつ特徴的なリアデザインは、当時のカタログでは「クリスタルエンド」と名付けられています。


ニッサン ローレル 2000SGXの車体後部に付いている牽引フック
 その他、牽引フックが付いたバリエーションのあるトミカとしては、「ニッサン ブルーバードU 1800 SSS-E」(No.62-1/1973年2月~1977年3月)、「マツダ サバンナGT」(No.80-1/1973年8月~1978年1月)、「ニッサン スカイライン 2000GT-X」(No.82-1/1974年8月~1980年?)などがあります。



車体底面


 この牽引フック付きの「ローレル 2000SGX」のトミカの最大の特徴でもあり、醍醐味でもあるのは、なんといっても、同時期に発売された「フランスベッド キャンピングカー」(No.65-1)、「ヤマハ・ボート」(No.71-1)などの牽引フックに接続可能な仕様となっているトミカを、車体後部に付いている牽引フックにつないで引っ張って遊ぶことができることです。

 現在、この遊び方をするには少々コストがかかってしまいますが、当時は「おこづかい」を少し貯めてこれらのトミカを買えば、家の部屋の中や庭、公園でも遊べたでしょうし、「ヤマハ・ボート」は、お風呂場でも遊べたことでしょう。

 なお、写真の右側のトミカは「ヤマハ・ボート」(No.71-1/1973年7月~1978年4月)になります。


 「フランスベッド キャンピングカー」(No.65-1)のトミカを連結、牽引した状態です。

 「フランスベッド キャンピングカー」のトミカと連結する場合は、連結部をローレルの牽引フックに載せるだけの「ヤマハ・ボート」のトミカの場合と異なり、ローレルの牽引フックを「フランスベッド キャンピングカー」の上下の連結パーツで挟み込むような形となります。

 ですので、両車の連結部を外す際には、無理な力を加えないように注意しないと、牽引フックが折れたりするなど破損してしまう可能性があります。

 なお、「フランスベッド キャンピングカー」(No.65-1)のトミカの販売期間は、1973年4月から1976年12月までとなっています。


パッケージ
写真のパッケージは、傷みや色褪せ、経年劣化などが見られます。









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