トミカ ルノー5 ターボ No.F25-2 1981年12月発売 日本製
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ルノー5 ターボ

 1981年12月に発売された「ルノー5 ターボ」(No.F25/外国車シリーズ・フランス車)のトミカ(日本製/No.F25-2)です。

 「ルノー5 ターボ」は、ルノーが1972年に発売しヨーロッパ中においてベストセラーになった大衆車の「ルノー5」(5はフランス語でcinq[サンク]と読む)のターボ車で、WRC(世界ラリー選手権)のグループ4のホモロゲーションモデル(レースに参戦するために開発・販売された規定に合った市販車)として、1978年10月のパリモーターショーで発表され、1980年に発売が開始されています。

 オーバーフェンダーが大きく張り出しているのが外観上の特徴ともなっています。
 全幅は、ベース車の「ルノー5」よりも225mm拡大されて1750mmとなったそうです。

 「ルノー5 ターボ」は、ベース車となった前輪駆動でフロントミッドシップの大衆車「ルノー5」とは異なり、エンジンがリアシート(後部座席)の場所に設置されて後輪駆動のリアミッドシップ車とされ、そのためにリアシートが無くなり乗車定員が2名となったそうです。

 また、軽量化のためにボディ外板は薄い鋼板に、ルーフやドア、リアハッチはアルミ製とされて車両重量は920kgとなっていて、エンジンは最高出力160馬力(PS)の1.4L(1,397cc)直列4気筒OHVターボエンジンを搭載し、変速機は5速MT、0-100km/h加速は6.9秒、最高速度は200km/hとなっています。

ドアを開けた状態のフロントビュー
 ナンバープレート部分には、前後ともに「3970」と刻印されています。

 「ルノー5 ターボ」は、ルノー・スポールが開発し、アルピーヌが生産を行い、1982年までに1,690台が生産され、1983年には、ボディ外板をスチールとし、内装をコストダウンして約25%価格を下げた普及版の「ルノー5 ターボ2」が発売されて、1985年までに3,167台が生産されたそうです。

上部および左右サイドビュー
 車体側面のドア部分には「TURBO」と書かれています。
 また、ホイールは前輪が1Kホイール、後輪が直径の大きい2Gホイールとなっています。
 トミカの「2Gホイール」は、1981年12月に発売された、この「ルノー5 ターボ」や「マツダ サバンナRX-7 レーシング」(No.74-3)から装着されるようになったそうです。

 この「ルノー5 ターボ」のトミカは、カラーリングが異なる日本製の輸出用(黄色系基調・屋根上黒色・22)、小田急特注品(青色系)、中国製の輸出用(黄緑色系・5)などのバリエーションがあるようです。

 なお、このトミカが発売された翌月の1982年1月には、「ルノー5 ターボラリー」(No.F36/外国車シリーズ・フランス車)のトミカが発売されています。(1984年6月まで販売)

リアビュー

車体底面

 RENAULT 5 TURBO
 (※パッケージ表記)

 RENAULT 5 TURBO
 tomica © TOMY
 NO.F25 S=1/58
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥320円
 (サスペンション/左右ドア開閉)


 2022.02.17現在










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