トミカ ランボルギーニ カウンタック LP500S No.F12-3 1987年1月発売 日本製
トミカレビュー展示室 ランボルギーニ TOMICA TOY Gallery

★このトミカのジャンルのページはこちら♪
 ランボルギーニ



CONTENTS LINK ★写真・レビュー・詳細♪


トミカレビュー展示室TOPへ




ホットウィール展示室へ




HOMEへ



鉄道関連趣味の部屋♪
『鉄道関連趣味の部屋』TOPへ♪




秋葉原 ホビー&カルチャー探訪記録



フィギュアレビュー・写真撮影館

「トミカ ナンバー別一覧表」TOPへ






ランボルギーニ カウンタック LP500S
(日本製/No.F12-3)

 1987年1月に発売された「ランボルギーニ カウンタック LP500S」(No.F12/外国車シリーズ・イタリア車)のトミカ(日本製/No.F12-3)です。

 このトミカは、1978年4月から1987年1月まで発売・販売された「ランボルギーニ カウンタック LP500S」(No.F50-1)のトミカから移行されて、引き続き発売されたトミカとなっています。

 ただし、No.F50-1のトミカとは造形が異なり、前後のオーバーフェンダーが再現されているのが特徴です。

フロントビュー

 フロントのポジションランプ(車幅灯)部分は金色系の塗装が施され、フロント上面には闘牛が描かれたランボルギーニのエンブレムも描かれています。

 実車の前照灯は、リトラクタブルヘッドライト(格納式)となっています。

 トミカのフロントのナンバープレート部分には「LP500S」と刻印されています。(リア側は「F037」)


 (パッケージ表記)
 ランボルギーニ カウンタック LP500S
 LAMBORGHINI COUNTACH LP500S
 トミカ 外国車シリーズ F12
 イタリア車 日本製
 TOMICA ITALY MADE IN JAPAN
 SCALE 1/61

 (車体底面)
 LAMBORGHINI COUNTACH LP500S
 tomica ©1978 TOMY
 NO.F12 S=1/61
 MADE IN JAPAN

 発売時価格 ¥320円
 ※パッケージに特にギミックの記載無し
 (エンジンフード開閉)

 発売期間 1987年1月~1988年1月
 ※1988年1月にNo.92-2に移行


 2024.07.05現在




 「カウンタック」(Countach)は、イタリアの自動車メーカー「ランボルギーニ」(Lamborghini)が1974年から1990年にかけて生産・販売していたスーパーカーです。

 「ランボルギーニ カウンタック」は、1970年代に日本国内で沸き起こった「スーパーカーブーム」において、フェラーリ 512BB、ポルシェ 911ターボ、ロータス ヨーロッパなどと並んで人気車種のひとつとなっていました。

 「カウンタック」の市販車は、当初は1974年に「LP400」が発売され、その後、1978年に「LP400S」、1982年に「LP500S」(5000S)、1985年に「5000QV」が追加されていったようです。

 このトミカは、1982年に登場し、1985年まで323台が生産された市販車の「LP500S」(5000S)がモデルとなっていて、前後のオーバーフェンダーが再現されています。

 なお、1978年4月から1987年1月まで発売・販売された「ランボルギーニ カウンタック LP500S」(No.F50-1)のトミカでは、実車のオーバーフェンダーは再現されていません。


 「ランボルギーニ カウンタック」のトミカは、まず最初に「ランボルギーニ カウンタック LP400」(No.F37-1)が1977年10月に発売されています。(1980年1月に販売終了)

 その後、1978年4月に「ランボルギーニ カウンタック LP500S」(No.F50-1)が発売され、1987年1月に販売終了となって同時に「No.F12-3」へ移行して前後オーバーフェンダー付きのトミカとなり、その後さらに、1988年1月に「No.92-2」(1995年1月まで販売)へ移行するという経緯をたどっています。


上部ビュー

 実車の「カウンタック LP500S」の駆動方式はMR(縦置きエンジン)、エンジンは最高出力375hpの4,754ccV型12気筒DOHCエンジンを搭載し、変速機は5速MTとなっていて、1982年から1985年にかけて323台が生産されています。

 「スーパーカーブーム」においては、高い人気を誇ったカウンタックでしたが、登場当初の市販モデル「LP400」の実車のボディは、車体の下に気流が入り込んで揚力が発生してしまう、巨大なエアスクープが空気抵抗を発生させる、走行時の気流によって後輪のトラクションが低下してしまう、などの空力的問題を多く抱えていたようです。

 そのため、後に登場した「LP400S」以降のモデルは、リアウイングやフロントスポイラーが用意され、前後オーバーフェンダー付きで幅広のタイヤを装着するなどの改善が図られています。


左右サイドビュー

 実車のドアは、前方のヒンジを軸にして上方に開く「シザーズドア」(ランボルギーニではシザードアと呼ぶ)となっています。

 このトミカのホイールは「1Kホイール」となっています。



リアビュー

 リア側のナンバープレート部分には「F037」と刻印されています。(フロント側は「LP500S」)

 これは、「ランボルギーニ カウンタック」のトミカとして最初に発売された「ランボルギーニ カウンタック LP400」(1977年10月発売)のトミカのナンバーが「No.F37(-1)」だったので、その名残なのではないかと思われます。

 なお、LP400のトミカ(No.F37-1)のリア側ナンバープレートの刻印は「LP400」となっています。



 車体後部のエンジンフードは開閉仕様となっていて、V12エンジンが銀メッキの施されたプラパーツで再現されています。


車体底面

 車体底面(裏板)には、「©1978」と刻印があり、後から金型が加工されたと思われる盛り上がった造形に「NO.F12」と刻印されています。

 このことから、このトミカの車体底面は、1978年4月に発売された「ランボルギーニ カウンタック LP500S」(No.F50-1)の車体底面の金型が流用されているものと思われます。








★このトミカのジャンルのページはこちら♪
 ランボルギーニ


ホットウィール展示室へ トミカレビュー展示室TOPへ HOMEへ