童夢-零(ドウム・ゼロ)
1979年1月に発売された「童夢-零(ドウム・ゼロ)」(No.46)のトミカ(日本製/No.46-2)です。
車体色は黄緑色系で、車体側面下部に「HAYASHI RACING」と書かれたシールが貼られているバリエーション(No.46-2-6)となっています。
「童夢-零」のドアは、斜め前方に持ち上がる「ポップアップドア」になっていて、トミカでもこの仕様は再現されています。(下の写真)
トミカのリア側のナンバープレート部分には「DOME」と刻印されています。
「童夢-零(ドウム・ゼロ)」は、日本の自動車会社である「株式会社童夢」(本社:滋賀県米原市)が1台のみ試作したミッドシップスポーツカーで、1978年3月にスイスで開催された第48回ジュネーヴ・モーターショーにおいて初公開されたのだそうです。
ボディタイプは2ドアクーペ、駆動方式はMRで、全高は980mmと低く設定され、エンジンは日産L28型 2.8L 水冷直列6気筒SOHCエンジンを搭載し、トランスミッションはZF製5速MTとなっているのだそうです。
そのほか、ボディパネルはFRP製で、ヘッドライトはリトラクタブル・ヘッドライト(格納式前照灯)、メーターは国産車初のデジタル表示となっていて、室内にはバックミラーは設置されていないのだそうです。
「童夢-零」は、中型スーパーカークラスの性能で、市販価格は1,000万円程度を想定していたそうですが、管轄の当時の運輸省(現在の国土交通省)から国内の型式認定が取得できなかったのだそうです。
実車の販売は実現しなかった「童夢-零」ですが、国産車初のスーパーカーという印象が鮮烈に残ることとなり、現在でも日本におけるスーパーカーブームを語る上で欠かせない人気車の1台となっています。
DOME-0
tomica
© 1979 TOMY
NO.46
S=1/58
MADE IN JAPAN
発売時価格 ¥240円
スーパースピード/サスペンション/
ドアー開閉
発売期間 1979年1月~1992年3月
(参考~トミカの定価推移・税別〉
1970年8月 ¥180円(発売開始)
1974年 ¥220円
1976年 ¥240円
1980年 ¥280円
1981年 ¥320円
1991年 ¥360円
2014年2月1日 ¥450円
2022年7月1日 ¥500円
(参考~消費税率の推移)
1989年(平成元年)4月1日 3.0%
1997年(平成9年)4月1日 5.0%
2014年(平成26年)4月1日 8.0%
2019年(令和元年)10月1日 10.0%
2019.10.15現在
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