飯田線(JR東海) 各駅探訪~伊那小沢駅(伊那小沢-鶯巣) 鉄道関連趣味の部屋♪
このページでは特に飯田線の伊那小沢駅(伊那小沢-鶯巣)周辺の様子を撮影したり撮り鉄した写真画像などを掲載しています♪
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飯田線(JR東海) 伊那小沢駅 いなこざわ Iida Line | ||
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伊那小沢駅 【豊橋起点:90.1km】 2013.01.12現在 ~☆なお、以下に掲載する写真は特筆が無い限り同じ日に撮影した写真になります。 長野県下伊那郡天龍村平岡にある飯田線の伊那小沢駅(いなこざわえき)です。 上の写真は、伊那小沢駅北側の山の斜面を通る道路から撮影したもので、写真奥方向が南方向で、中井侍駅方面(中部天竜・豊橋方面)になります。 伊那小沢駅は、1936年(昭和11年)12月30日に、三信鉄道の小和田~満島(現在の平岡)間の延伸時に開業され、相対式ホーム2面2線の無人駅(1984年2月24日から)となっています。 かつては、当駅の北方約3.2kmあたりの天竜川に設置された平岡ダムの建設時(1938年~1951年)に、資材等の貨物輸送でにぎわいを見せた時期もあったそうです。 また、伊那小沢駅の1番ホーム近く(写真右側)にあるカンザクラは、三信鉄道の開通記念に3本が植樹されたといわれ、2月下旬頃に長野県内で最も早く花を咲かせる(開花)といわれているそうです。 そのほか、伊那小沢駅の西方約200mの天竜川の中州には、「弁天岩水神」と呼ばれる岩があり、かつては弁天と水神が祀られた祠(ほこら)があって、見栄えの良い松も生えていて、景勝地となっていたそうです。 伊那小沢駅は、現在では、いわゆる「秘境駅」のジャンルに入る駅として知られ、JR東海が運行する臨時観光列車「急行 飯田線秘境駅号」の停車駅のひとつとなっています。(秘境駅号に乗車される際は、停車駅について必ず事前にご確認ください。) |
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伊那小沢駅を南東側から見る 上の写真は、伊那小沢駅の南東側上方を通る道路から、伊那小沢駅構内の様子を撮影したものです。 写真奥方向が北西方向で、鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 写真左側には伊那小沢駅の西側を流れる天竜川が見えています。 なお、写真手前側の左端側に見える1番線から分岐する側線は、かつての貨物ホームだったと思われる場所に続いていて、この側線(引き込み線)は、ネット上で古い写真を見てみると、三信鉄道の伊那小沢駅開業当時頃(1936年/昭和11年頃)からすでに敷設されていたようです。 |
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伊那小沢駅にある貨物ホームへの引き込み線 伊那小沢駅構内の南東側(中井侍・豊橋方)には、かつての貨物ホームだったと思われる遺構と線路(引き込み線)が残っています。 上述のとおり、かつては、伊那小沢駅の北方約3.2kmあたりの天竜川に設置された平岡ダムの建設時(1938年~1951年)に、当駅は資材等の貨物輸送でにぎわいを見せた時期もあったそうなので、おそらくその名残なのではないかと思われます。 なお、この貨物ホーム跡と引き込み線は、現在も保線作業用として使用されているようで、貨物ホーム跡には小屋のような建築物が建っていて、引き込み線には保線作業用車両が留置されていることがあるようです。 |
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貨物ホーム跡 伊那小沢駅は、1971年(昭和46年)12月1日に貨物・荷物の取り扱いを廃止しているようです。 なお、上述の水力発電用の重力式コンクリートダムとなっている平岡ダム(ひらおかダム)は、1938年(昭和13年)に着工、1951年(昭和26年)に竣工しています。 |
伊那小沢駅出入口周辺の様子 写真右奥のほうに見える道路へ進んで行くと、伊那小沢駅へのアクセス道路となっている、天竜川に架かる水神橋(すいじんばし)を経て、長野県道1号飯田富山佐久間線や国道418号のほうへ通じています。 写真奥方向が南東方向(中井侍・豊橋方面)になります。 |
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伊那小沢駅のホームへと続く小道 飯田線の線路の南西側には、駅出入口とホームをつなぐ小道があります。 写真奥方向(北西方向)に伊那小沢駅のホームが小さく見えています。 |
伊那小沢駅の中井侍方にある小沢トンネル 伊那小沢駅の南東側(中井侍・豊橋方)には「小沢トンネル」(62/長さ 393m)があります。 写真右奥のほうの、小道の左側に見える小屋のようなものが建っている場所が貨物ホーム跡と思われる場所になります。 |
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伊那小沢駅構内の様子 写真奥(北西方向)のほうに伊那小沢駅のホームが見えています。 |
伊那小沢駅のホーム ホーム出入口付近の様子です。 |
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1番ホーム出入口付近にある切符回収箱 1番ホームの出入口付近には切符回収箱が設置されています。 切符回収箱には、「ありがとうございました 使用ずみのきっぷはこの箱にお入れください」と書かれています。 |
相対式ホームを連絡する構内踏切 駅構内の中井侍方(中部天竜・豊橋方)には、相対式ホームを連絡する構内踏切があります。 |
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構内踏切から中井侍駅方面(豊橋方面)を見る 写真奥のほうには、伊那小沢駅の南東側(中井侍・豊橋方)にある「小沢トンネル」(62/長さ 393m)が見えています。 また、1番線から分岐して写真右奥のほうに続く引き込み線が見えています。 |
相対式ホームの様子 構内踏切から見た伊那小沢駅の相対式ホームの様子で、写真奥方向(北西方向)が鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 写真左側が1番ホーム「下り 天竜峡・飯田方面」のりば、右側が2番ホーム「上り 中部天竜・豊橋方面」のりばになります。 |
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2番ホーム出入口付近の様子 写真奥方向(北西方向)が鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 |
2番ホーム出入口付近から中井侍駅方面を見る 2番線の先には「小沢トンネル」が見え、1番線からは旧貨物ホーム跡と思われる方向へ分岐する引き込み線が見えています。 |
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2番ホーム上に設置された待合所の様子 待合所には、長椅子(ベンチ)、時刻表、普通運賃表などが設置されていて、長椅子の下には凍結防止剤および融氷雪用と思われる塩化カルシウム(粒状)の袋も置かれていました。 |
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2番ホーム上の待合所付近から中井侍駅方面(中部天竜・豊橋方面)を見る 待合所の側壁には、大きく「伊那小沢」と書かれています。 |
2番ホーム上の駅名標付近から鶯巣駅方面を見る 写真奥方向(北西方向)が鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 |
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2番ホーム上から鶯巣駅方面を見る 2番ホーム中ほどから見た、鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)の風景です。 |
2番ホームの鶯巣方の様子 伊那小沢駅のホームの鶯巣方は、橋梁構造となっているようです。 |
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2番ホーム北西端側から鶯巣駅方面を見る 写真奥方向が北西方向で、鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 伊那小沢駅の鶯巣方は、橋梁構造となっているようで、過去の配線図を見てみると、「小沢橋梁」(長さ 26m)という名称のように見えました。 |
2番ホーム北西端側から見る伊那小沢駅構内の様子 写真奥方向が南東方向で、中井侍駅方面(中部天竜・豊橋方面)になります。 |
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1番ホーム出入口付近の様子 ホームへは、緩やかな傾斜のスロープが続いています。 伊那小沢駅の古い写真をネット上で見てみると、ちょうどこのあたりに、かつては立派な木造の駅舎があったようです。 |
1番ホームから南方向に見える水神橋 1番ホームから南方向に目をやると、伊那小沢駅の南方約200mあたりのところの天竜川に架かる水神橋(すいじんばし)が見えます。 |
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1番ホーム出入口のスロープから中井侍駅方面を見る 写真奥方向が南東方向で、中井侍駅方面(中部天竜・豊橋方面)になります。 写真右側にちょっとした空き地が見えていますが、これは、この場所にかつて木造の立派な駅舎が建っていたことの名残だと思われます。 |
1番ホーム上から中井侍駅方面を見る 写真奥のほうには、伊那小沢駅の南東側(中井侍・豊橋方)にある「小沢トンネル」(62/長さ 393m)が見えています。 |
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1番ホーム南東端側から中井侍駅方面を見る 写真手前側には、2番ホームへ行くことができる構内踏切が見えています。 |
1番ホーム南東端側から見る伊那小沢駅の様子 写真奥方向が北西方向で、鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 |
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1番ホーム上の駅名標がある場所あたりから鶯巣駅方面を見る 1番ホーム上にも、2番ホーム同様に待合所が設置されています。 |
1番ホーム上の駅名標がある場所あたりから中井侍駅方面を見る |
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1番ホームから見える天竜川と水神橋 1番ホームから南方向を見ると、伊那小沢駅の南方約200mあたりのところの天竜川に架かる水神橋(すいじんばし)が見えます。 |
1番ホーム上にある待合所 2番ホーム上にある屋根付きの簡易な待合所とは異なり、出入口に引き戸が付いた、しっかりした造りのタイプのものとなっています。 |
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1番ホーム上にある待合所の内部の様子 待合所内には、長椅子(ベンチ)、時刻表、普通運賃表などが設置されていて、長椅子の下には凍結防止剤および融氷雪用と思われる塩化カルシウム(粒状)の袋も置かれていました。 |
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1番ホーム脇にあるカンザクラ 写真右側の1番ホーム脇には、カンザクラと思われる樹木が見えています。 伊那小沢駅にあるカンザクラは、三信鉄道の開通記念に3本が植樹されたといわれ、長野県内で最も早く開花し、2月下旬頃に花を咲かせるそうです。 伊那小沢駅近くには、カンザクラの他にも河津桜、山桜、しだれ桜もあるそうで、現在は約5本の桜の木が同駅近くに見られるそうです。 |
1番ホームから鶯巣駅方面を見る 写真奥方向が北西方向で、鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 |
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1番ホーム北西端側(鶯巣方)の様子 伊那小沢駅のホームの鶯巣方は狭くなっています。 写真右側には、2番ホーム「上り 中部天竜・豊橋方面」のりばが見えています。 |
1番ホーム北西端側から鶯巣駅方面を見る 伊那小沢駅の鶯巣方は橋梁構造(小沢橋梁/長さ 26m)となっています。 また、上の写真ではわかりにくいですが、伊那小沢駅の鶯巣方の先には「第1十久保トンネル」(63/長さ 312m)があります。 「第1十久保トンネル」の手前で1番線と2番線が合流し、鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)へは単線となっています。 |
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1番ホーム北西端側から見る伊那小沢駅の様子 写真奥方向が南東方向で中井侍駅方面(中部天竜・豊橋方面)になります。 伊那小沢駅のホーム北西端側(鶯巣・飯田方)は、写真のようにホームが小沢橋梁の上部に設置されている構造となっています。 |
ホーム出入口付近から中井侍駅方面を見る 写真奥方向へ続く小道を歩いていくと、貨物ホーム跡と思われる場所の横を通り、天竜川に架かる水神橋方面へ出ることができます。 かつてはこの場所あたりが、旧木造駅舎があった頃の改札口となっていたようです。 |
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伊那小沢駅へ通じる小道から見える天竜川 写真奥方向が北西方向で、写真に見える小道を奥のほうへ歩いていくと伊那小沢駅のホームがあります。 写真左側には伊那小沢駅の西側を流れる天竜川が見え、右側には貨物ホーム跡と思われる場所に建っている建築物が見えています。 |
伊那小沢駅の南方にある水神橋 写真に見える水神橋を右方向の天竜川対岸(右岸)へ渡ると、長野県道1号飯田富山佐久間線へ出ることができます。 |
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水神橋の左岸側から伊那小沢駅方向を見る ←写真左 写真中央奥(北方向)やや左側に伊那小沢駅が見えています。 写真左側に見える水神橋を天竜川右岸(西側)から渡ってくると、この場所に到達し、右側に見える道路を奥のほうへ進んでいくと伊那小沢駅へ行くことができます。 |
伊那小沢駅の様子を水神橋から見る 上の写真は、伊那小沢駅の様子を、同駅の南方約200mあたりの天竜川に架かる水神橋(すいじんばし)から撮影したものです。 写真奥方向が北方向で鶯巣駅方面(天竜峡・飯田方面)になります。 写真中央奥あたりに伊那小沢駅が見えていて、写真右下には、茶畑と思われる場所に向かう、はしごを肩に担いだ人が見えています。 また、写真左側の伊那小沢駅西方約200mの天竜川の中州には、写真が暗くてわかりにくいですが、「弁天岩水神」と呼ばれる岩が見えていて、かつては弁天と水神が祀られた祠(ほこら)があって、見栄えの良い松も生えていて、景勝地となっていたそうです。 現在では、天竜川の氾濫によって松の多くは流されてしまっているようで、祠も移転してしまっているそうです。 「水神橋」、「弁天岩水神」と、「水神」の名前がたびたび出てくることを考えると、あらためて、この場所に住む方達にとって、いかに天竜川と向き合って生きていくか、ということが昔から代々非常に重要な事だったということがわかるような気がします。 水神様を祀ることは、この地域の農林水産業、水運業の発展と安寧、そして天竜川の治水に至るまで、非常に重要な事だったものと思います。 |
伊那小沢駅の様子を天竜川右岸の国道418号から見る 上の写真は、伊那小沢駅の様子を、天竜川右岸を通る国道418号から撮影したものです。(天竜川をはさんで西側から撮影) 写真中央奥あたりが伊那小沢駅になります。 また、写真中央やや下の天竜川の中州には、「弁天岩水神」と呼ばれる岩が見えています。 |
飯田線(JR東海) 伊那小沢駅周辺 Iida Line | |
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天竜川に架かる水神橋(すいじんばし) 伊那小沢駅の南方約200mあたりの天竜川に架かる水神橋(すいじんばし)です。 伊那小沢駅の西側を流れる天竜川の右岸を通る長野県道1号飯田富山佐久間線から撮影したもので、上の写真の水神橋の左上奥のほうに伊那小沢駅が小さく見えています。 写真右上のほうの山の斜面には、ちょっとした集落が見えています。 中井侍駅の南西約1.3kmあたりの天竜川に架かる橋の名前が平神橋(へいしんばし)で、ここに架かる橋の名前が水神橋(すいじんばし)ということで、両方とも橋の名前に「神(かみ)」が付いていて、このことから、この地域の天竜川沿いに住まわれる方々が、いかに自然の神様を大切に思い信仰してきたかがわかるような気がします。 |
「秘境 信州遠山郷 国立公園 南アルプス」の観光案内看板 伊那小沢駅の西方約500mあたりの、天竜川右岸の国道418号と長野県道1号飯田富山佐久間線が合流する場所に設置されていた「秘境 信州遠山郷 国立公園 南アルプス」の観光案内看板です。 大型の観光案内看板で、南アルプス、大鹿村、伊那山脈地域、飯田市、天龍村を中心に、みどころなどが紹介されています。 初めて訪れる見知らぬ場所で、このような案内看板があると、現在はナビがあるとはいえ、今の自分がどのあたりに居て、どちらへ行けば目的地のほうへ行けるのか確認でき安心できるので、とてもありがたいと思います。 |
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