飯田線(JR東海) 各駅探訪~伊那八幡駅(伊那八幡-下山村) 鉄道関連趣味の部屋♪
このページでは特に飯田線の伊那八幡駅(伊那八幡-下山村)周辺の様子を撮影したり撮り鉄した写真画像などを掲載しています♪
伊那八幡駅は、かつて急行列車が運行されていた時代は急行停車駅となっていて、にぎわいを見せていたそうです。
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飯田線(JR東海) 伊那八幡駅 いなやわた Iida Line | ||
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伊那八幡駅 【豊橋起点:123.6km】 2023.09.17現在 ~☆なお、以下に掲載する写真は特筆が無い限り同じ日に撮影した写真になります。 長野県飯田市八幡町にある飯田線の伊那八幡駅(いなやわたえき/標高 414m)です。 上の写真は、伊那八幡駅の様子を西側から撮影したもので、写真左方向が北方向で下山村駅方面(飯田・辰野方面)、右方向が南方向で毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 伊那八幡駅前から西方向(写真手前方向)へ約130mほど行くと、国道151号に出ることができます。 伊那八幡駅は、相対式ホーム2面2線の駅となっていて、かつて急行列車が運行されていた時代には急行停車駅となっていたそうです。 伊那八幡駅は、1926年(大正15年)12月17日に伊那電気鉄道が飯田駅から延伸した時の終着駅として開設されたのが始まりで、その約50日後の1927年(昭和2年)2月5日には伊那電気鉄道が毛賀終点仮停留場(現在の毛賀駅の前身)まで延伸したため、途中駅となっています。 その後、戦時中の1943年(昭和18年)8月1日に伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化されて鉄道省の駅となっています。 戦後は、1949年(昭和24年)6月1日に発足した日本国有鉄道(国鉄)の駅となり、1975年(昭和50年)7月1日に車扱貨物の取扱廃止、1985年(昭和60年)3月14日に荷物扱い廃止とされて、1987年(昭和62年)4月1日の国鉄分割民営化により、現在のJR東海(東海旅客鉄道)の飯田線の駅となっています。 そして、1994年(平成6年)3月に無人駅となっています。 |
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伊那八幡駅を南西側から見る 駅前の南側にはタクシー乗り場があって、この日はタクシーが3台も停まっていました。 写真左奥方向が下山村駅方面(飯田・辰野方面)になります。 なお、天竜川は伊那八幡駅の東方約1.8kmあたり(直線距離)のところを流れていて、そこには「天竜舟下り」の乗船場となっている弁天港があって伊那八幡駅が最寄り駅となっているようですが、距離があるのでタクシーで移動するのがおすすめとなっているようです。 |
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伊那八幡駅の駅舎 伊那八幡駅の駅舎を西側から見たもので、写真左方向が北方向で下山村駅方面(飯田・辰野方面)となっています。 伊那八幡駅の駅舎は、多くの飯田線の駅の中では立派なもので、かつて急行列車が運行されていた時代には急行停車駅となっていたそうです。 ネット上で伊那八幡駅に関するコメントを見てみると、かつては急行停車駅だったため、昭和の国鉄時代には、やはりそれなりの活気と賑わいを見せていたようです。 なお、当駅の2018年度の1日平均乗車人数は約200人となっています。 |
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駅舎内の待合室の様子① 駅舎の出入口付近から見た待合室の様子です。 かつては有人駅で、改札口が機能していたことがうかがえます。 |
駅舎内の待合室の様子② 待合室の南側の様子です。 壁面下部に長椅子(ベンチ)が設置されています。 |
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駅舎内の待合室の様子③ 待合室の北側壁面に、時刻表と普通運賃表が掲示されています。 写真左側が西方向で駅舎出入口、右側が東方向でホーム側出入口(旧改札口)になります。 かつては、写真右側に見える窓口で切符や定期券が購入できたと思われますが、今は窓口は閉ざされ、自動券売機や自動改札機もありません。 |
駅舎内の待合室の様子④ 写真右側(東方向)がホームへの出入口になります。 |
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待合室の天井の様子 天井中心部には円形が施され、シンプルながらもちょっとしたお洒落なデザインとなっていました。 この天井のデザインが、伊那八幡駅の開業当初の大正時代(大正15年)からあるものかどうかは、私ではちょっとわかりません。 |
旧改札口側から待合室の様子を見る 写真右奥が駅舎の出入口になります。 |
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旧改札口 写真奥方向(東方向)へ進むとホームへ出ることができます。 写真奥のほうには、2番ホーム上にある待合室が見えています。 2番ホーム上の待合室の右側(南側)には、「天竜舟下り」の大きな看板が立てられていて、「弁天港 下車駅」と書かれています。 |
旧改札口付近の様子① ホーム側から見た旧改札口付近の様子で、写真下のほうには、飯田線の駅でよく見られる切符回収箱が見えています。 |
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旧改札口付近の様子② 昭和の旧型国電が飯田線を走っていた時代には、列車到着時にここの改札口は現在とは違ったにぎわいを見せていたものと思われます。 |
旧改札口付近の様子③ ホーム側から見た旧改札口付近の様子で、写真奥方向が南方向で毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 |
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駅舎を北側から見る (←写真左) 写真奥方向が南方向で、毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 |
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旧改札口付近から北方向の下山村駅方面を見る 写真奥方向が北方向で、下山村駅方面(飯田・辰野方面)になります。 伊那八幡駅は、相対式ホーム2面2線の駅となっていて、駅舎のある西側(写真左側)のホームが1番線で「下り 飯田・辰野方面」、東側(写真右側)のホームが2番線で「上り 天竜峡・豊橋方面」となっています。 |
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旧改札口付近から南方向の毛賀駅方面を見る 写真奥方向が南方向で、毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 |
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旧改札口の南側あたりから南方向の毛賀駅方面を見る 写真奥方向が南方向で、毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 伊那八幡駅は相対式ホーム2面2線の駅で列車交換(行き違い)が可能な駅となっていて、時刻表を見てみると、伊那八幡駅では上り列車と下り列車の交換シーンが1日に何回か見られるようです。 |
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2番ホーム上にある待合室 このあたりの飯田線の駅のホーム上にある待合室(または待合所)としては、大きく立派なものが設置されています。 |
駅舎を南側から見る 写真奥方向が北方向で、下山村駅方面(飯田・辰野方面)になります。 |
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1番ホーム上の駅舎南側にある伊那八幡駅の駅名標 伊那八幡駅(いなやわたえき)という駅名は、当駅の所在地である長野県飯田市八幡町という地名に由来するものと思われます。 |
1番ホーム上の駅名標がある場所から毛賀駅方面を見る 写真奥方向が南方向で、毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 駅名標の奥側(南側)に建物が見えていますが、その建物はホーム上に出入口があるトイレ(便所)となっています。 |
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1番ホーム上の駅名標がある場所から北方向の下山村駅方面を見る 写真奥方向が北方向で、下山村駅方面(飯田・辰野方面)になります。 写真右側(東側)に見える2番ホーム上には、比較的大きく立派な待合室が設置されているのが見えています。 |
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1番ホーム南側にあるトイレ (←写真左) 1番ホームの駅舎南側の駅名標の、さらに南側には、ホームに出入口が面したトイレ(便所)が設置されています。 駅のような公共の場所にトイレがあると、やはり安心感があります。 |
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1番ホームのトイレ前付近から南方向の毛賀駅方面を見る 写真奥方向が南方向で、毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 伊那八幡駅の1番ホームと2番ホームは、写真奥のほうに見える、駅構内南端側(毛賀・天竜峡方)にある構内踏切で連絡していることがわかります。 |
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1番ホーム南端側の様子 写真左側(東側)に見える2番ホームと1番ホームを連絡する構内踏切の様子がよくわかります。 写真奥方向が南方向で毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)となっていて、毛賀駅は、この先約1.1kmあたりのところにあります。 |
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1番ホーム南端側から北方向の下山村駅方面を見る 写真奥方向が北方向で、下山村駅方面(飯田・辰野方面)になります。 写真左側のほうには、トイレや駅舎が見えています。 |
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1番ホーム北端側から南方向の毛賀駅方面を見る 写真奥方向が南方向で、毛賀駅方面(天竜峡・豊橋方面)になります。 写真右側には駅舎が見えています。 |
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1番ホーム北端側から北方向の下山村駅方面を見る 写真奥方向が北方向で、下山村駅方面(飯田・辰野方面)になります。 この先約1.1kmあたりのところに下山村駅があります。 上の写真を見てわかりますとおり、伊那八幡駅構内の北西側(1番ホーム北側)には保線車両用の留置線があります。(黄色い保線用車両が留置中) なお、私が伊那八幡駅を訪問した時は、現在の保線車両用留置線と、1番ホーム北側にある線路(側線)は途切れて切断されていましたが、古い写真を見てみると、かつては両者の線路はつながっていたようです。 そのことから推測すると、写真左側に見える側線は、かつては貨物列車が入線していた可能性があり、側線左側(西側)に見えるコンクリート製と思われるホーム跡のような場所は、かつての貨物列車用ホームだった可能性があります。 伊那八幡駅は、1975年(昭和50年)7月1日に車扱貨物の取扱廃止となっています。 以上、伊那八幡駅の様子についてご紹介いたしました☆ 次の駅は「下山村駅」(しもやまむらえき)になります♪ 下山村駅は、知る人ぞ知る「下山ダッシュ」の逸話で有名な駅となっています。 続きはぜひ下山村駅のページをご覧ください♪ |
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