飯田線(JR東海) 各駅探訪~佐久間駅(佐久間-相月) 鉄道関連趣味の部屋♪
このページでは特に「飯田線」の「佐久間駅(佐久間-相月)」周辺の様子を撮影したり撮り鉄した写真画像などを掲載しています♪
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飯田線(JR東海)佐久間駅 さくま Iida Line | ||
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佐久間駅 静岡県浜松市天竜区佐久間町佐久間にある飯田線の佐久間駅(さくまえき)です。 佐久間駅は、当時の三信鉄道(私鉄)により1936年(昭和11年)11月10日に「佐久間水窪口停留場(さくまみさくぼぐちていりゅうじょう)」として開業され、その後、1941年(昭和16年)2月7日に「佐久間水窪口駅」に昇格、同年11月15日に「佐久間駅」と改称されたそうです。 佐久間駅は、開業された当初は現在の場所ではなく、駅西側約250mのところにある「電源開発株式会社 J-POWER(ジェイパワー) 佐久間電力所」の構内部分にあったそうです。 駅の場所が変更となった理由は、現在の駅の北西約2kmのところにある佐久間ダムの建設に伴う佐久間駅~大嵐駅間の新線付け替えによるもので、1955年(昭和30年)11月11日に現在の場所に移転改築されたそうです。 佐久間ダム建設により、かつて天竜川沿いにあった佐久間駅~大嵐駅間の旧線と、旧線にあった豊根口駅、天龍山室駅、白神駅(しらなみえき)の3駅は廃止され、旧線跡はダム湖である佐久間湖にほとんど水没してしまいましたが、現在でも当時の佐久間駅があったことを示す遺構として、「佐久間電力所」の構内には、旧線の「佐久間隧道(トンネル)」の南口が残っています。 現在の場所へ駅が移転され、その後、1989年(平成元年)に旧駅舎は取り壊され、同年6月22日に現在の駅舎と「浜松市立佐久間図書館」が併設された新しい駅舎が建てられたそうです。 上の写真は、佐久間駅を北側から撮影したもので、写真左側が相月駅方面(飯田・辰野方面)、右奥側が中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)になります。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 佐久間駅の駅舎を北側から撮影したもので、現在の駅舎は、待合室がある駅舎部分と「浜松市立佐久間図書館」が併設された建物となっています。 建物の一部には外側から入ることができる公衆トイレも設置されています。 また、駅舎東側には、飯田線の線路の下の地下を通り抜けて佐久間駅の南側に出ることができる地下道が設置されています。 ちなみに、この日は「浜松市立佐久間図書館」は休館日だったようです。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 佐久間駅の駅舎を東側から撮影したものです。 写真右側のほうへ約50mほど行くと、国道473号が通っています。 なお、上の写真を撮影した場所は、佐久間駅前の東側に整備されている、自動車を一時駐車できる「浜松市公共駐車場」です。 写真左奥側が中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)になります。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 公衆トイレ 佐久間駅の駅舎建物には、外側から入ることができる公衆トイレが設置されています。 2012.12.29現在 |
佐久間駅前 浜松市公共駐車場 佐久間駅前の東側には、自動車を一時駐車できる「浜松市公共駐車場」が整備されています。 写真奥のほうに見える自動車が多数駐車されている部分が「浜松市公共駐車場」で、写真手前右側部分の駐車スペースは「図書館専用駐車場」となっています。 なお、写真左奥側が相月駅方面(飯田・辰野方面)になります。 2013.01.05現在 |
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佐久間駅 駅舎待合室① 佐久間駅の駅舎待合室を北側から撮影したものです。 この待合室は出入口が4ヵ所あります。 1つは写真に見える駅北側に出る出入口、2つ目はホームへの出入口、3つ目は「浜松市立佐久間図書館」に通じる出入口、4つ目は駅南側に通じる地下道への出入口となっています。 2012.09.02現在 |
佐久間駅 駅舎待合室② 駅舎待合室の中の様子です。 横長のベンチが設置されています。 写真奥側に見えるドアが、ホームへの出入口になります。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 駅舎待合室③ 駅舎待合室内には、駅舎に併設されている「浜松市立佐久間図書館」へ通じる出入口が設けられています。 写真右側に見えるドアが、「浜松市立佐久間図書館」へ通じる出入口となっています。 2013.01.05現在 |
佐久間駅 駅舎待合室④ 駅舎待合室の中の様子で、写真中央奥に見える出入口からは、駅南側に通じる地下道に行くことができます。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 駅舎待合室⑤ 駅舎の東側にある地下道の出入口から、駅舎待合室を撮影したものです。 2012.09.02現在 |
佐久間駅 駅舎東側にある地下道出入口 この地下道を使うと、飯田線の線路の下の地下を通り抜けて駅の南側(写真右側)に出ることができます。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅南側にある地下道出入口 佐久間駅の駅舎東側にある地下道を通ってくると、飯田線の線路の下を通って上の写真の駅南側にある出入口に出ることができます。 この場所からは、佐久間駅のホーム上に設置されている待合室が見えます。 なお、写真左側が中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)、右側が相月駅方面(飯田・辰野方面)になります。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 佐久間駅の駅舎を通り抜けた場所から、佐久間駅のホームがある方向を撮影したものです。 佐久間駅は現在、単式ホーム1面1線の駅となっていますが、かつては島式ホーム1面2線の駅だったそうで、2008年(平成20年)1月に1線に減らされたそうです。 どうやらホームの北側(写真右側)にあった線路が撤去されたようで、今はほとんど砂利のみとなっています。 写真右側には、右奥の車庫らしきものがあるところから延びている側線があるのが見えます。 この側線も、かつては飯田方(写真左側)のほうまで延びて本線に合流していたようです。 なお、写真奥側が中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)になります。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅の側線 佐久間駅の駅舎を通り抜けた場所から、中部天竜駅方面(西方向)を撮影したもので、側線が1本ありますが、写真奥のほうの線路上には車庫らしきものが設置されていて、列車の留置には使用されてなさそうです。 佐久間駅の構内の配線図を描いた古い資料を見てみると、現在の車庫がある場所あたりには「ピット」と書かれているようですが、詳細は私ではわかりません。 佐久間駅は、1941年(昭和16年)2月7日に佐久間水窪口駅に昇格した時に貨物の取扱を開始し、佐久間ダムの建設に伴う佐久間駅~大嵐駅間の新線付け替えにより1955年(昭和30年)11月11日に現在の場所に移転改築され、1971年(昭和46年)12月1日に貨物・荷物の取扱を廃止しています。 貨物を取り扱っている間は、この側線は、貨物列車が入線していたものと思われます。 ネット上で見かけた1972年(昭和47年)2月に撮影された佐久間駅の構内の様子が写っている写真を見てみると、この側線の北側(写真右側)には、かつては貨物積み下ろしのためのホームがあったように見えます。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 佐久間駅の駅舎をホーム側に通り抜けて、ホームに上がるスロープがある場所から、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 相月駅は、この先約5.0kmのところにあります。 写真左側には、飯田線の線路の下の地下を通り抜けて佐久間駅の南側(写真右側)に出ることができる地下道の出入口が見えます。 2012.09.02現在 |
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佐久間駅 佐久間駅の駅舎をホーム側に通り抜けた場所から、駅舎のある方向を撮影したものです。 駅舎の右側には、飯田線の線路の下の地下を通って駅の南側に出ることができる地下道の出入口があります。 また、駅舎のホーム側の出入口の上部には「佐久間駅」と書かれた湾曲形の木の板が取り付けられています。 2012.09.02現在 |
佐久間駅 佐久間駅の駅舎をホーム側に通り抜けた場所から、駅舎のある方向を撮影したものです。 佐久間駅の駅舎部分の左側には「浜松市立佐久間図書館」が併設されています。 なお、写真左側が中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)になります。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 佐久間駅のホームに上がるスロープの下から、ホームがある方向(中部天竜駅方面)を撮影したものです。 ホーム上には、雨よけと待合室が設置されています。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 佐久間駅のホーム上に上がったところの本線側から、中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)を撮影したものです。 なお、写真左側に見える4階建ての立派な建物は、旧浜松市立佐久間中学校のもののようです。 浜松市立佐久間中学校は、2007年(平成19年)から、中部天竜駅の南西約1kmのところにある静岡県立佐久間高等学校の隣接地に移転されたようです。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 佐久間駅のホームに上がった場所から、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 かつて佐久間駅は、写真左側の砂利部分にも線路があって島式ホーム1面2線の駅だったようですが、現在は線路が撤去されて単式ホーム1面1線の駅となっています。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 佐久間駅のホーム上に上がったところの駅舎側から、中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)を撮影したものです。 かつては、ホームの北側(写真右側の砂利部分)にも線路が敷かれ、佐久間駅は島式ホーム1面2線の駅だったそうです。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 佐久間駅のホーム上の東端に設置された雨よけがある場所辺りから、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 写真左側には駅舎建物が見えます。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 ホーム上の駅名標がある場所から、中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)を撮影したものです。 ホーム上には待合室が設置されています。 2012.09.02現在 |
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佐久間駅 ホーム上の駅名標がある場所から、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 ホーム上に設置された待合室 ホーム上に設置された待合室の中の様子です。 横長の腰掛が設置されています。 なお、写真奥側が中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)になります。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 ホーム上の待合室がある場所辺りから、中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)を撮影したものです。 2012.12.29現在 |
佐久間駅 ホーム上の待合室がある場所辺りから、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 写真左側には、駅舎待合室と「浜松市立佐久間図書館」が併設された駅舎が見えます。 2012.12.29現在 |
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ホーム側から見た佐久間駅の駅舎 ホーム側から見た佐久間駅の駅舎です。 とてもお洒落な感じの造りとなっています。 2012.09.02現在 |
佐久間駅 ホームの中ほどの場所辺りから、中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)を撮影したものです。 写真中央奥のほうには「電源開発株式会社 J-POWER(ジェイパワー) 佐久間電力所」が見えています。 2012.12.29現在 |
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佐久間駅 ホームの中ほどの場所の本線側から、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 2012.09.02現在 |
佐久間駅 ホームの中ほどの場所の駅舎側から、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 かつてホームの北側(写真左側)にあった線路は、現在は撤去されています。 2012.09.02現在 |
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佐久間駅 ホーム西端の駅舎側から、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 ホームの北側(写真左側)には側線が1本残っていますが、線路の途中で車庫のような建物が設置されています。 保線作業に使用する作業用車両(保線車両)または作業用工具及び資材などが保管されているものと推測されますが…はたして何が入っているのでしょうか。 2012.09.02現在 |
佐久間駅 ホーム西端の本線側から、相月駅方面(飯田・辰野方面)を撮影したものです。 なお、写真中央奥に見える建物は、旧浜松市立佐久間中学校の体育館だと思われます。 2012.09.02現在 |
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佐久間駅ホーム西端から見た中部天竜駅方面 (←写真左) ホームの西端から、中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)を撮影したものです。 写真中央奥のほうには「電源開発株式会社 J-POWER(ジェイパワー) 佐久間電力所」が見えています。 中部天竜駅は、この先約1.1kmのところにあります。 2012.09.02現在 |
飯田線(JR東海)佐久間~相月 Iida Line | |
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飯田線 373系 特急「(ワイドビュー)伊那路」 相月~佐久間間にある「河内川橋梁」を渡って佐久間駅方面(中部天竜・豊橋方面)へ行く、373系(F8編成・3両編成)「特急 伊那路」豊橋行です。 「河内川橋梁」は、佐久間駅の北東約400mほどのところにあります。 なお、写真左側が相月駅方面(飯田・辰野方面)、右側が佐久間駅方面になります。 2013.01.12現在 |
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飯田線 313系 相月~佐久間間を、佐久間駅方面(中部天竜・豊橋方面)へ行く、313系(B153編成・3両編成)「普通 豊橋」行です。 佐久間駅の北東約400mほどのところにある「河内川橋梁」付近にて撮影したもので、写真右端に少し見えている鉄橋が「河内川橋梁」になります。 写真右側が佐久間駅方面になります。 2012.12.29現在 |
飯田線 373系 特急「(ワイドビュー)伊那路」 佐久間~相月間を相月駅方面(飯田・辰野方面)へ行く、373系(F9編成・3両編成)「特急 伊那路」飯田行です。 佐久間駅の北東約800mほどのところにある「佐久間街道(さくまかいどう)踏切」にて撮影したもので、写真手前側が相月駅方面、奥側が佐久間駅方面(中部天竜・豊橋方面)になります。 なお、「佐久間街道踏切」は静岡県道290号水窪羽ケ庄佐久間線の踏切で、静岡県道290号は主に水窪町と佐久間町の間の往来に使われる道路なのだそうですが、ほぼ全線に渡って狭路であるほか、途中、ホウジ峠、二本杉峠の2つの峠を越えるルートであるため、険しい山道となっているそうです。 2013.01.12現在 |
飯田線(JR東海)佐久間駅周辺 Iida Line | |
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電源開発株式会社(J-POWER) 佐久間電力所 佐久間駅の西方約300mほどのところにある「電源開発株式会社 J-POWER(ジェイパワー) 佐久間電力所」です。 佐久間ダムと同時に運転を開始した佐久間発電所は、最大出力が35万キロワットで、一般水力発電の中では、奥只見発電所の56万キロワット、田子倉発電所の40万キロワットに次いで日本国内第3位の出力を持っているそうです。 佐久間発電所で発電された電力は、中部電力と東京電力に送電されているそうです。 2012.12.29現在 |
飯田線旧線「佐久間隧道(トンネル)」入口 「電源開発株式会社 J-POWER(ジェイパワー) 佐久間電力所」構内に今も残る、飯田線旧線の「佐久間隧道(トンネル)」の南口(入口)です。 佐久間駅は、開業された当初は現在の場所ではなく、ここの佐久間電力所の構内部分にあったそうで、駅の場所が変更となった理由は、現在の駅の北西約2kmのところにある佐久間ダムの建設に伴う佐久間駅~大嵐駅間の新線付け替えによるものでした。 佐久間駅は、1955年(昭和30年)11月11日に現在の場所に移転されましたが、佐久間ダム建設により、かつて天竜川沿いにあった佐久間駅~大嵐駅間の旧線と、旧線にあった豊根口駅、天龍山室駅、白神駅(しらなみえき)の3駅は廃止され、旧線跡はダム湖である佐久間湖にほとんど水没してしまいました。 「佐久間隧道(トンネル)」は全長約1,563mで、完成当時は、昭和12年に全通した三信鉄道の全線67kmにある全171本のトンネルの中で最長のトンネルだったそうです。 「佐久間隧道(トンネル)」は、現在は佐久間電力所の資材置き場などに使われているようで、上の写真は国道473号から撮影したものです。 2013.01.06現在 |
飯田線 天竜川橋梁① 佐久間駅の南西約400mのところを流れる天竜川に架かる飯田線の「天竜川橋梁」です。 この「天竜川橋梁」は、全長 270.6mのワーレントラス橋で、1955年(昭和30年)に製造されたそうです。 飯田線の「電源(でんげん)踏切」から撮影したもので、写真左奥側が中部天竜駅(本長篠・豊橋方面)になります。 2013.01.05現在 |
飯田線 天竜川橋梁② 佐久間駅から飯田線の「天竜川橋梁」へ行くには、写真右側に見える「電源開発株式会社 J-POWER(ジェイパワー) 佐久間電力所」と飯田線の間に設けられている歩道部分を歩いて行くことになります。 2013.01.05現在 |
飯田線 天竜川橋梁③ 飯田線の「天竜川橋梁」の端の部分には、白い文字で大きく「天竜川橋りょう」と書かれています。 この「天竜川橋梁」の特徴の1つは、橋梁の横部分にちょうど人が1人通れるぐらいの幅の歩道が併設されていることです。 2013.01.05現在 |
佐久間電力所 放水路 飯田線の「天竜川橋梁」の歩道部分を中部天竜駅方面へ歩いていくとすぐ西側に見える「佐久間電力所」の「放水路」です。 佐久間ダムから山中のトンネルで発電所内の水車へ送られた水が水車を回した後、この「放水路」へ流れ出てくるもので、結構な迫力があります。 発電所が最大出力で運転している時には、ここの「放水路」へ流れる水の量は毎秒306トン、ダンプカーで毎秒50台分にもなるそうです。 ここの「放水路」の水は、さらに天竜川の地下にある地下トンネルを通って、天竜川の南側の対岸にある「佐久間第二発電所」に送られ、再び水力発電に利用されるそうです。 なお、飯田線旧線の旧天竜川橋梁の橋脚の一部だったと思われる構造物が、写真の黄色い矢印の部分に見えます。 2012.12.29現在 |
飯田線 旧天竜川橋梁(旧線)の橋脚跡 飯田線旧線の旧天竜川橋梁の橋脚の一部だったと思われる構造物が、写真の黄色い矢印の部分で、廃止された旧線の橋桁は、只見線などに転用され、旧天竜川橋梁のトラス2連は只見線の第八只見川橋梁(寄岩橋梁)に転用されたそうです。 ※只見線(JR東日本)…福島県会津若松市の会津若松駅から新潟県魚沼市の小出駅までを結ぶ鉄道路線(地方交通線)。 2012.12.29現在 |
飯田線 天竜川橋梁④ 天竜川に架かる飯田線の「天竜川橋梁」を、西側の山麓を通る国道473号から撮影したものです。 写真の黄色い矢印の部分には、飯田線旧線の旧天竜川橋梁の橋脚の一部だったと思われる構造物があります。 写真左側のコンクリートの壁があるところが「電源開発株式会社 J-POWER(ジェイパワー) 佐久間電力所」で、写真右側が中部天竜駅方面(本長篠・豊橋方面)になります。 2013.01.12現在 |
国道473号「豆こぼしトンネル」(←写真左) 佐久間駅の東方約600mのところにある国道473号の「豆こぼしトンネル」です。 トンネルの名前が珍しいのは、きちんとした由来があるようです。 この「豆こぼしトンネル」がある付近の天竜川は、断崖にぶつかり大きくカーブしているため、かつて水量の豊かな時代は激流だったそうです。 そのため、当時の筏師や船頭が川を下る際には、積荷の豆が穀物袋からこぼれ落ちてしまうほどの急流となっていたそうで、そのことからこの付近は「豆こぼし」と呼ばれて、ここの地名に定着したそうです。 2013.01.05現在 |
飯田線(JR東海)佐久間~大嵐間 旧線跡 Iida Line | |
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飯田線 佐久間~大嵐間 旧線跡 上の写真は、佐久間ダムのダム湖である「佐久間湖」右岸(西側)の山麓を通る「愛知県道1号飯田富山佐久間線」から、佐久間湖を撮影したものです。 一見、何の変哲もないダム湖の風景のように見えますが… 写真中央奥のほうをよ~くご覧になってみてください… なお、写真奥のほうが北方向で、飯田線の大嵐駅方面(飯田・辰野方面)および愛知県北設楽郡豊根村(旧富山村)方面になります。 また、写真右側(東側)の佐久間湖の対岸側(左岸)の山麓には、廃道ファンの間で有名な「静岡県道288号大嵐佐久間線」が通っています。 写真中央奥やや左上の山の斜面には「夏焼集落」が見えます。 2013.01.12現在 |
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飯田線 佐久間~大嵐間 旧線跡「第一難波隧道」と「第五白神隧道」 おわかりになられたでしょうか!? 前掲の上の写真中央奥の部分を拡大撮影してみると… ありました!! トンネルの入口です! 佐久間ダム建設時に、ダム湖に水没するため廃止され放棄された飯田線の佐久間~大嵐間の旧線跡です! 写真左側が「第一難波隧道」(全長 78.5m)で、写真右側が「第五白神隧道」(全長 50.7m)となるようです。 2013.01.12現在 |
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飯田線 佐久間~大嵐間 旧線跡「第五白神隧道」と「第四白神隧道」 どうやら写真左側が「第五白神隧道」で、右側が「第四白神隧道」(全長 233m)のようです。 なお、写真左側が飯田線の大嵐駅方面(飯田・辰野方面)および愛知県北設楽郡豊根村(旧富山村)方面になります。 2013.01.12現在 |
飯田線 佐久間~大嵐間 旧線跡「松沢橋梁 橋脚」 「愛知県道1号飯田富山佐久間線」からは、佐久間湖の対岸に橋脚跡が残っているのも見ることができました。 おそらく「松沢橋梁」の橋脚跡だと思われます。 なお、黄色い矢印の部分の人工物と思われるものも、旧線の構造物跡だと思われます。 2013.01.12現在 |
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