第49回(2010)静岡ホビーショー♪レポート&レビュー エブロ(有限会社エムエムピー) EBBRO

49th SHIZUOKA HOBBY SHOW 2010 REPORT&REVIEW EBBRO 
2010年(平成22年)5月15日(土)・16日(日) 静岡県静岡市の『ツインメッセ静岡』にて一般公開

 有限会社エムエムピー(以下、MMP社)は、1998年に田宮模型(現・タミヤ)の設計技師であった木谷真人氏によって設立されたミニカー製造メーカーである。国内外のレーシングカーから公道を走る一般車までモデル化する。
 MMP社のミニカーはEBBRO(エブロ)というブランド名で展開されている。またMMP社はドイツのミニカーブランド、プレミアムクラッシックスの輸入代理店でもある。
 エブロのミニカーには現行国産車を扱う「HOT!」シリーズ、国内外の懐かしいクルマを集めた「Oldies」シリーズ、国内外の過去から現代に至るまでのレーシングカーを集めた「Racing」シリーズ、そしてSUPER GTに参戦したレーシングカーをモデル化している「SUPER GT」シリーズがあり、とくに「SUPER GT」シリーズは出来のよさから人気が非常に高く、絶版車種は市価の2~3倍の価格で取引されている。
 これらでほとんどの国産自動車メーカーを網羅しており、特にホンダ車は製品化の割合が非常に高いが、その一方で三菱自動車の車種は一度も製品化されていない。一時期、メーカーがプロモーションおよび実車成約の記念品として採用していたこともある。
 ミニカーのスケールは、通常1/43スケールで作られているほか、少し大き目サイズのシリーズである「プレミアムコレクション」シリーズ(1/24または1/12スケール、F1マシンは1/20スケール、オートバイは1/10スケール)がある。 ミニカーの材質および製法は、自社製品に限っては主に亜鉛ダイキャストであるが、一部シリーズの数量限定商品や他社製造のOEM商品はレジンキャストで作られている。
 またモータースポーツ活動支援にも非常に積極的であり、SUPER GT選手権の予選PP賞へ提供や、GT300チームウエマツへ『EBBRO』ブランドでのスポンサード、元レーサー黒澤元治氏、琢弥、治樹、翼各選手の黒澤家のレーサー一家および福山秀朗選手へパーソナルスポンサーとして支援している。


 【引用参考参照『Wikipedia』。敬称略】

(☆★このページの写真は全部で4枚掲載しています。)
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エブロ~1/10 Honda(ホンダ) CR110 エブロ~「1/10 HONDA(ホンダ) SUPER CUB 1968」、「ホンダ モンキー」
 右側の「59」のナンバーを付けたバイクが「1/10 Honda(ホンダ) CR110」です。
 CR110(シーアールひゃくとう)は、空冷4ストロークDOHC単気筒50ccエンジンを搭載した1962年型市販ロードレーサーだそうです。第5回全日本モーターサイクルクラブマンレース(九州 雁ノ巣)で優勝したようです。CR110には市販ロードレーサーとロードスター(roadster)の2車種があり、ギアボックスは、ロードレーサーが8段、ロードスターが5段とのことです。九州 雁ノ巣のレースに際して、全日本モーターサイクルクラブ連盟(MCFAJ)はホモロゲーション規定し、このレースに出場できるバイクは生産台数50台以上市販されたもの、としたため、ホンダはこの規定を満すためにCR110を市販したそうです。

 左下の青と白のバイクは「1/10 HONDA(ホンダ) SUPER CUB(スーパーカブ) 1968」です。右側の小さいバイクは「HONDA(ホンダ) モンキー」だと思います。
 2010年現在、日本で一般的に知られているオートバイの「カブ」とは、本田技研工業の「スーパーカブ」を指すそうです。そして、1958年のC100に始まるスーパーカブ・シリーズは、世界最多量産の二輪車(同時に世界最多量産の車両である)として知られているようです。
 ホンダのモンキーは、1961年の東京モーターショーにおいて発表されたレジャーバイクのZ100型が発祥で、 当初はホンダが経営していた「多摩テック」の遊具として製造され始めたそうです。そして1964年にはモデルチェンジ版であるCZ100の海外輸出も始まり、販売先で好評だったことから、国内向けの公道走行仕様も開発が行なわれることになりました。そして、国内向け最初のMONKEY(モンキー)であるZ50M型は1967年に発売されました。当初はCZ100の車体を流用し、5インチタイヤにリジット(サスペンションなし)という構成で、搭載されるエンジンはスーパーカブに準じた空冷50cc単気筒であり、バルブ機構はカブと共にCZ100のOHVからOHCに変更されたそうです。また車両への搭載を前提に、燃料漏れ防止装置のつくタンクキャップ、ドレンコックつきのキャブレター、そして現在も特徴のひとつとして挙げられるハンドルの折り畳み機能が搭載されました。1969年に車体構成をやや大きくする変更を受けて8インチタイヤとフロントサスペンションを装備し、その後もマイナーチェンジを繰り返してリアサスペンションとリアキャリアの装備やブロックタイヤへ変更を行うなどされ、姉妹車のゴリラなどと共に、総じて4MINIと呼ばれています。

エブロ~1/10 リトル ホンダ PA25 エブロ~1/10 Honda(ホンダ) CB92
 「1/10 リトル ホンダ PA25」です。
 ホンダは、自転車用原動機を製作したことが社業の始まりとなりヒットを記録、その後に原動機付自転車の分野でスーパーカブという空前絶後の大ヒット作を生み、世界のあらゆる地域で使用されました。これによって、「スーパーカブのHonda」と知名度を大いに上げ、国際二輪業界において日本のメーカーが覇権を握る下地となりました。スーパーカブは全世界通算で6,000万台(2008年4月末時点)が製造されて、「世界で最も多く製造されたオートバイ」となっているそうです。
 ホンダは、社の業務として「モータースポーツの振興」を挙げるだけあって、スポーツモデルにも力を入れていて、二輪ロードレースの世界最高峰カテゴリであるロードレース世界選手権 (MotoGP)や プロダクションレースであるスーパーバイク世界選手権(SBK)での実績をフィードバックしたスポーツモデルが好評だそうです。また、公道走行可能なバイクだけでなく、ロードレーサーやモトクロッサーなどのコンペティションモデルの市販とサポートにも熱心に取り組んでいるようです。
 ほとんどの分野、ほとんどの排気量において優秀なモデルを送り出し、オートバイ生産台数世界第1位の座を盤石のものとしているといわれています。
 ホンダは、2008年からは浜松製作所で生産している中型・大型二輪部門を熊本製作所に移管、熊本製作所に二輪車の新工場を建設し、浜松製作所の二輪生産に従事する1,500人は熊本製作所に配置転換され、浜松製作所では自動変速機の生産を強化しているそうです。

 「1/10 Honda(ホンダ) CB92」です。
 1959年5月発表のCB92は15馬力を発揮して、海外においても絶賛を受けたスポーツ車だそうです。 世界GP帰りのファクトリーレーサーに対して、市販のCB92に乗るプライベーター北野元選手が見事勝利を収める等、数々の名勝負、伝説を生んだとのことです。市販車といえども発売当初は純然たるレーサーの扱いだったようで、まず最初に有力チーム等から納車されていったと言われています。実用車を改造してレーサーとするのが主流であった当時、メーカー純正のレース専用部品も多数用意されていたCB92は当然の様に国内では無敵状態だったそうですが、技術革新が凄まじい時期だったためにレースで活躍した時間は短かったようです。1962年にはよりロードレース向けのレーサーとしてCR93がデビューし、実質的にレーサーとしての役割は終了した事もあり、その後はスポーツ車としての性格を強めていったようです。そして、1964年には次世代のCB125(CB93)にモデルチェンジしますが、その時には既にレーサーと市販車が完全に別の物として分かれていたそうです。





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