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「ファインモールド(FineMolds)」の展示コーナーの様子です。 以下はファインモールドが手がける旧日本陸海軍の戦闘機製品です。実用化されずに終わった「景雲」、「秋水」、「烈風」、「橘花」などを製品化されているところがファインモールドらしい職人気質を多いに感じさせます。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 |
「風の谷のナウシカ」、「となりのトトロ」、「崖の上のポニョ」などの数々の名作品で有名な宮崎駿監督作品の「紅の豚」に登場する「カーチスR3C-0 非公然水上戦闘機 ドナルド・カーチス立像フィギュア付き」と「サボイアS.21F 後期型 マダム・ジーナ立像フィギュア付き」です。 サボイアS.21Fについて、実在した同名の飛行艇サヴォイア S.21は複葉機だそうです。これは宮崎駿監督が昔一度だけ見て印象に残ったものの、資料がないこともあってそれが何だったか分からずにいた機体を再現したためだそうです。後の対談でモデルとなったのは「マッキ M.33」であると判明したそうです。 カーチスR3C-0については、実在のシュナイダー・トロフィー・レース優勝機カーチスR3C-2の(非公然)改造機という設定とのことです。
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「STAR WARS」に登場する「X-ウィング・ファイター」と「タイ・ファイター」です。 「X-ウィング・ファイター」と「タイ・ファイター」の戦いで特に印象深いのは『スター・ウォーズ』シリーズの映画第1作『新たなる希望』におけるヤヴィンの戦い(Battle of Yavin)です。最終的にはルーク・スカイウォーカーがフォースの力を借りてプロトン魚雷をデス・スターの排熱孔に撃ちこむことに成功し、デス・スターを破壊、反乱同盟軍は勝利を収めます。 なお、銀河帝国の最も標準的な宇宙戦闘機である「タイ・ファイター」の「タイ(TIE)」とは、ツイン・イオン・エンジン(Twin Ion Engine)の頭文字をとったものとのことです。
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「STAR WARS」に登場する「スノースピーダー」と「ミレニアム・ファルコン」です。 スノースピーダーは、映画『スター・ウォーズ/帝国の逆襲』に登場し、正式名称は「インコム社製T-47 エアースピーダー」で、スノースピーダーはその寒冷地用バリエーションです。二人乗りでパイロットは前向きに、砲手は後ろ向きに搭乗します。連動式のブラスターキャノンを2基、トゥ・ケーブルが発射可能なハープーン・ガンを1機搭載しています。ホスの戦いで反乱同盟軍のローグ中隊が使用し、帝国軍のAT-ATに対して大きな戦果を挙げています。 ミレニアム・ファルコン(Millennium Falcon, 通称ファルコン号)は、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)を船長とし、その優れた高速力と、性能に似合わぬ乱雑な外観から「銀河系最速のガラクタ」の異名を持つようです。クルーはハン・ソロ以下、機関士兼副パイロットでソロの親友のチューバッカらの2名です。この高速艇は、ギャンブラーのランド・カルリシアンの所有する宇宙艇でしたが、ハン・ソロがサバック(スターウォーズの世界において一般的な賭博向けカード・ゲームとのこと。)に勝って巻き上げた物だそうです。 愛称がチューイー (Chewie)の チューバッカ (Chewbacca)は個性的なキャラクターで好きです。
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日本帝国陸軍「五式中戦車 チリ」、「九五式軽戦車 ハ号 北満型」、「九七式中戦車 チハ 57mm砲装備・新車台」です。奥のほうに見える砲塔に四角い白マーク(日の丸ぽく見える)の付いた戦車は「九七式中戦車 新砲塔チハ」だと思われます。 「九五式軽戦車」は、他国の戦車が対戦車戦を意識した作りになってきている中で開発された、日本初の対戦車戦闘を考慮した戦車であるといわれます。しかし、その対戦車能力はお世辞にも高いとは言えず、敵の装甲車両との戦闘はきまって苦戦を強いられました。一方で機動力は優れていて、中国軍などの対戦車能力の低い軍隊との戦闘ではそこそこの活躍をみせたようです。 太平洋戦争(大東亜戦争)では九五式軽戦車は極めて苦戦を強いられました。例えば、序盤のビルマ侵攻作戦にてイギリス軍のM3軽戦車と遭遇した事例(1942年3月5日)では、九五式軽戦車が次々とM3軽戦車に命中弾をあたえたにも関わらず、全て跳ね返されてしまったそうです。M3軽戦車は同じ軽戦車とはいえ本車の2倍以上の重量があり(12.7トンと八九式中戦車よりも重い)、車体前面で38mm、砲塔前面で51mmもの装甲があったのです。九五式軽戦車に採用された九四式37mm戦車砲は歩兵砲である狙撃砲の改良型でその威力は劣っており、M3軽戦車の37mm砲は、最大でも12mmの装甲厚しか持たない九五式軽戦車を次々と撃破できました。九五式軽戦車は、最終的にはM3に体当りまでして応戦する羽目に陥ったそうです。 太平洋戦争後半の防御主体の作戦では、火力も装甲防御力も不足が明らかでしたが、後継車両の不足から終戦に至るまで様々な戦線へと投入されました。タラワの戦いやサイパンの戦いでは海軍陸戦隊も本車を使用しています。そして、陸海軍いずれにおいても、強力な連合軍戦車や対戦車砲、バズーカ砲などの前に為す術もなく撃破されてしまいました。日本陸軍将兵の無念さを思うと胸が痛みます。 「九五式軽戦車 ハ号 北満型」は、中国北部のコーリャン畑を走行する際、九五式の転輪の間隔と畑の段々が偶然一致していてはまり込んでしまい、機動性を低下させたため、接地転輪の間に小転輪を追加したものだそうです。しかし一説にはあまり効果がなかったともいわれているそうです。 「九七式中戦車」は、八九式中戦車にかわる新たな主力戦車として、三菱重工業が開発した戦車ですが、あいかわらず貫徹力が不十分な戦車砲、弱い装甲防護力などの弱点を持っていました。連合軍は大戦後半になると、従来のM3軽戦車、M3中戦車よりもさらに強力なM4中戦車を太平洋戦線に本格的に投入したことから、九七式中戦車は依然として非常に劣勢な戦いを強いられることとなりました。 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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日本帝国陸軍「五式中戦車 チリ」です。 「五式中戦車 チリ」は、日本陸軍が開発していた試作中戦車で、武装は、砲塔に「試製五式七糎半戦車砲(長)I型」(53口径、初速850m/s)、車体前面左に「一式37mm戦車砲」(46口径、初速780m/s)と「九七式7.7mm車載重機関銃(連装用)」、砲塔左側面に九七式車載重機関銃を備える予定でした。 車体や砲塔には全面的に溶接を採用していて、鋼板溶接箱組みとなっていたようです。車体は日本戦車としては破格の大きさで、ドイツのティーガーI並といえるようです。 砲架に半自動装填装置と、砲塔後部に主砲弾を収納するために、砲塔がそれまでの日本戦車に比べて巨大化しました。この巨大で重い砲塔の旋回は電動モーターによるものであった可能性があるといわれています。また、砲塔内での作業を円滑に行うため日本戦車としては初めてバスケット(砲塔基部からぶら下げられる籠のこと)が装備されたそうです。これにより、バスケット内に立つ装填手は砲塔の回転に合わせて自ら移動する必要が無くなり負担が減ることになります。 走行装置には乾式クラッチ、変速機にはシンクロメッシュ、操向装置には油圧サーボを導入して、これらを合わせて五式中戦車は軽快に走行したといわれているようです。 このように本車は日本戦車としては初の数々の新機軸を搭載した、実験的要素の強い戦車であったとされています。 そして、1945年(昭和20年)3月に完成予定でしたが、車体と砲塔がほぼ完成した状態で終戦となってしまいました。 終戦後は、本車に興味を示した米軍により未完成の車体は接収されたそうですが、その後は残念ながら行方不明となっているようです。一説には、船で米国メリーランド州アバディーン性能試験場へ輸送中に台風に遭い、甲板から海に投棄されたとも、朝鮮戦争が勃発した際、鉄不足に陥ったためスクラップにされ利用されてしまったとも言われているようです。
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日本帝国陸軍「九四式六輪自動貨車」の新発売情報板です。 さすがマニア好みのジャンルを展開されるファインモールドさんです。 九四式六輪自動貨車は、陸軍自動車学校研究部の前野四郎中佐が開発に非常な努力を注いだ結果、後に戦地の兵隊からNo1の評価を得たトラックだったそうです。通称「前野六輪」と呼ばれたそうです。池貝自動車が量産した他、瓦斯電ではチヨダJM型、川崎車両では六甲ST40の呼称で同一車両が生産されたとのことです。
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「九四式六輪自動貨車」のトライショットです。 箱型運転台(ハードトップ)と幌型運転台(キャンバストップ)の2種類が6月中旬に同時に発売されるようです。 |
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「九四式六輪自動貨車」の完成予定品です。 左が「箱型運転台(ハードトップ)」バージョンで、右が「幌型運転台(キャンバストップ)」です。 |
「九四式六輪自動貨車」の付属マーキングです。 上の写真右端のほうには「九四式六輪自動貨車用エッチングパーツ」の案内も見えます。 |
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「九四式六輪自動貨車 箱型運転台(ハードトップ)」の完成予定品です。 いかにも当時の日本陸軍車両らしさが出ている感じがします。 |
「九四式六輪自動貨車 幌型運転台(キャンバストップ)」の完成予定品です。 右側にはベアシャーシ部が見えます。 |
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手前側が「九四式六輪自動貨車 箱型運転台(ハードトップ)」で、奥のほうに見えるのが「九四式六輪自動貨車 幌型運転台(キャンバストップ)」の荷台後ろ側から見た様子です。 |
「1/350スケール 帝国海軍 特型駆逐艦Ⅱ型 綾波」です。9月下旬発売予定のようです。 「綾波」は特型駆逐艦(吹雪型)の11番艦で、その名を持つ艦としては2隻目になります。特型駆逐艦の11番艦ではありますが、実質吹雪型の改良艦となっていて「特型II型駆逐艦(綾波型)」という分類に属する一番艦だそうです。
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「綾波」の砲塔、魚雷発射管などの各種パーツです。 「綾波」の名を高めたのが第三次ソロモン海海戦です。この時「綾波」は図らずも、戦艦2隻、駆逐艦4隻の米艦隊に対し単艦で突入する格好になってしまったのです。突撃してきた「綾波」に気づいた米艦隊が砲撃を始めた直後、距離5000になったとき艦長は砲撃開始を下令、初弾が敵3番艦「プレストン」(USS Preston, DD-379)を捉え、さらに敵一番艦「ウォーク」(USS Walke, DD-416)にも命中し火災を発生させます。 一方で「綾波」は敵艦隊から集中砲撃を浴びたため第1煙突に命中した一弾によって魚雷発射前に1番連管が故障、3本の魚雷の詰まった発射管は艦軸線を向いたまま旋回、発射不能となり、同時に左舷に積んでいた艦載内火艇のガソリンタンクから発生した火災によって魚雷が炙られる状態となってしまいました。艦長は攻撃可能な2番、3番連管による攻撃を下令、この発射した魚雷が「ウォーク」の艦首部に命中します。そして前部主砲弾薬庫を誘爆させ、「ウォーク」はそこから艦体が2つに折れ轟沈しました。さらに2番艦「ベンハム」(USS Benham, DD-397)艦首部にも魚雷が命中し、同艦は艦首が潰れて航行不能となり艦隊から落伍します。そして「ベンハム」は翌15日、応急修理に成功して5ktでエスピリッツサントに向かうも昼過ぎに再び破口が開いて沈没してしまいます。 このように「綾波」は敵駆逐艦2隻を沈め、1隻を大破させるという大戦果をあげたのです。
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左の写真と同様に「綾波」の各種パーツですが、少し大きめに撮影してみたものです。 第三次ソロモン海海戦で大戦果をあげた「綾波」でしたが、米艦隊による反撃で「綾波」は次々と命中弾を受け2番砲塔は被弾し沈黙、さらに機関室に2発被弾して航行、操舵共に不能となってしまいます。 被害甚大となって漂流を始めた「綾波」でしたが、喫水線下への被弾はなかったため浸水はしなかったそうです。しかし上甲板の火災は既に消火不能となっていて、魚雷の誘爆は時間の問題と見た艦長は総員退艦を下令します。生存者は全員海へ飛び込み救助に駆けつけた駆逐艦「浦波」に収容されます。「浦波」に生存者全員が救助された直後、遂に魚雷が誘爆、2度爆発した後「綾波」は沈んでいったそうです。 「綾波」自身は沈んだものの、これだけの奮戦に関わらず乗員の生存者が極めて多かったようで、乗員の8割以上が生還し、特に艦長が生還したことにより、その証言が公になっているそうです。
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ファインモールドの超精密プラスチック製ディテールアップパーツの「ナノ・ドレッドシリーズ」です。これは1昨年前ぐらいにNHKのテレビ放送でも製作する苦労が特集されて放送されていました。機銃の砲身などがとても細かく再現されていてとても魅力溢れる製品だと思います。 上の写真は7月に新しく発売される予定の「ラジアルボートダビットセット2(小型艦用)」と「アンカー・菊花紋章セット」です。 |
「ナノ・ドレッドシリーズ」の従来品です。 精密さが見えるようにルーペ(虫めがね)が設置してありました。 |
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「超精密プラスチック製ディテールアップパーツ ナノ・ドレッドシリーズ(従来品)」です。 上の写真には以下のものが見えます。 ・九六式25mm三連装/連装機銃 ・九六式25mm単装/連装機銃 ・九六式25mm三連装機銃(大和・武蔵用シールドタイプ) ・大和武蔵用探照灯セット ・ラジアルボートダビットセット(大型艦用) ・汎用探照灯セット ・九六式25mm三連装/連装機銃(エッチング製 防盾付) ・九六式25mm単装/連装機銃(エッチング製 防盾付) |
「1/12スケール デッケル(DECKEL) FP1 万能フライス盤」です。 去年の静岡ホビーショーでは、「1/20スケール 立形マシニングセンタ V33i」が紹介されていました。このようなジャンルを開拓されるとは、さすがファインモールドさんと思わずにはいられない製品です。 写真の案内ボードを見てみると、「Uボートにも積まれていた」と書いてあります。
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「1/12スケール デッケル(DECKEL) FP1 万能フライス盤」のおそらく試作品と思われる完成品です。 |
「1/12スケール デッケル(DECKEL) FP1 万能フライス盤」のトライショットのランナーです。 上の写真をご覧頂いてもわかりますように、このプラスチックモデル組み立てキットの完成品は、どうやら可動部分が3ヶ所あって、各ハンドルを回すと一部が上下左右に可動するようです。すごいですね♪ |
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左の写真も「1/12スケール デッケル(DECKEL) FP1 万能フライス盤」の完成品ですが、写真をご覧頂きましてわかりますように、この製品は経済産業省が経済危機対策に基づいて創設した「ものづくり中小企業製品開発等支援事業」の支援により開発が進められたようです。 |
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